先日、いるるは大阪の堂島に行ったときに
たまたま福沢諭吉生誕の地の前を通りました。
 
正直に言って、福沢諭吉って大阪の人だったのか。と
思ってしまいました。
何となく、勝手に東京の人ってイメージを持っていました。
 
福沢諭吉生誕の地
天保5年(1834)12月12日、諭吉は当地にあった中津藩蔵屋敷で生まれた。父百助は諭吉が1歳8か月のとき急死、そのため母につれられ中津へ戻った。中津では儒学を学び、安政元年(1854)長崎遊学を終え江戸へ上る途中大坂の蔵屋敷へ立ち寄ったが、兄のすすめで翌年3月、緒方洪庵の適塾に入門し、後に塾頭になっている。
3度にわたる幕府の遣外使節に随行、明治の文明開化啓蒙思想家として活躍、慶応義塾を開設した。
 
福沢諭吉生誕地記念石碑

 
説明文(クリックで拡大します)
 
福沢諭吉の「学問のすすめ」から有名な文言の石碑。
意味は、「生来、人間は平等であり、貴賤・貧富の差別は初めからあるものではない。」です。
 
同じ敷地内に中津藩屋敷跡石碑もありました。
 

中津藩屋敷跡石碑
かつての大阪は「天下の台所」とも呼ばれる物流の拠点であり、この付近は大名家の蔵屋敷が建ち並ぶ場所であった。ここには豊前国中津藩の蔵屋敷があり藩士たちが暮らす長屋があった。

 
中津藩屋敷跡石碑
 
綺麗に整備されていました。
 
向かいには堂島川があって憩いの場となっておりました^^
 
1984年から現在に至るまで40年間、
日本の1万円札の顔として親しまれてきた福澤諭吉さん。
来年、新札発行に伴い、ついにさようならとなります。
 
 
福澤諭吉さんのホロスコープを出してみました。
福澤諭吉さんの執筆活動は、冥王星と火星、水星のTスクエアが効いていると思いました。
 
 
水星…執筆
火星…熱意
冥王星…とことん、極限まで
 
水星と火星のハードアスペクトは毒舌との意味もあり、
福澤さんは、口が達者だった可能性があるようです。
神経質で皮肉っぽくところもあったかもしれません。
そのため、批判的なところもあり、
少なからず敵が居たかもしれません。
後世まで名を残せる方なので、言い方を悪くすると
ずる賢さも見え隠れしてしまいます。
 
また、水星と冥王星のハードアスペクトは、
洞察力に長けていることが考えられます。
一方、火星と水星と冥王星のハードアスペクトは
早合点しやすくキレやすい性質を持っていたかもしれません。
 
ネット検索したら、福澤さんの性格は
儒教や政治権力に対して強い反感を持っていたとのことなので
ホロスコープは良くできていますね。
 
ただ、福澤さんは執筆活動もされていたので、
星の力は上手に使っていたようにも感じられます。
 
福澤さんが亡くなられた時のホロスコープ
 
福澤さんは、脳出血でお亡くなりになられたそうです。
 
火星…頭
水星…脳
天王星…突然
冥王星…死と再生
太陽…自分
海王星…消える
スクエア…凶
グランドクロス…大凶
 
福澤さんがお亡くなりになられた時、
プログレス水星+火星は、
トランジット火星×天王星×冥王星とで
グランドクロスを形成していました。
プログレス太陽は、
トランジット海王星とスクエアを形成していました。
 
もともと、ネイタルで水星×火星×冥王星のTスクエアを持たれていたので
このTスクエアが福澤さんにとっては、
生命活動力に何かしら効いていたのかもしれません。
 
しかしながら、星読みをしながら、
もしかしたら…という仮説を考えてしまいました。
実は、福澤さんは1月10日生まれではなくて
1月6日生まれだったのではないか!?と、
そんな風に、星読みをしながら思いました。
お亡くなりになられた時のホロスコープが弱い。
確かにグランドクロスやスクエアはきついけれど
亡くなるほどのチャートのようには見えないんですよね。
それに、福澤さんはネイタルでTスクエアを持っているので
乗り越えられる可能性の方が高い…。
もし、ネイタルがソフトアスペクト優勢ならば、
没時のホロスコープは、かなりきつく感じられ
危険度は高まりますが…。
 
1月6日誕生説に変えると、ネイタルホロスコープが下です。
 
ネイタル水星×火星×冥王星のTスクエアに
ネイタル太陽と月が加わって、かなりキツイ。
反骨精神はメンタルが強くないと、
ポキッと心が折れてしまいます。
このTスクエアが福澤さんのメンタルを鍛え上げていった可能性が高いと考えられるようです。
 
1月6日誕生説で考えた没について
 
公式1月10日誕生日同様に
グランドクロスもスクエアも形成される上に
ネイタル太陽とトランジット冥王星のインコンジャクトが
形成されます。
人がお亡くなりになられる時は、
トランジット外惑星×ネイタル惑星=インコンジャクト
の形成がなされることが多いと聞きます。
 
そんなことを考えているうちに、
いるるの中で、1月6日誕生説が出てきました。
 
何はともあれ、福澤さんは、
ネイタルで水星×火星×冥王星が織りなす
Tスクエアと言うハードアスペクトがあったからこそ
後世まで名を遺すほどの偉業を成し遂げれたのかもしれません。
 
㊟必ずしもトランジット外惑星のインコンジャクトが
没に導かれるということではなくて、没については、
その他の色んなアスペクトも観て総合的に解釈されます。
 
ネイタル惑星×トランジット外惑星のインコンジャクト形成ならば
極端な話、今、
・蟹座とおとめ座の初期度数
・獅子座と双子座、天秤座の後期度数、
・天秤座と射手座中期度数
にネイタルの惑星を持つ方らは
皆この世の中からいないということになります。
そんなことはあり得ないので、
もし、該当されても無下に恐れることはありません。
 
           いるる