今回はトランシット(進行)の土星について学びたいと思います。
「土星回帰」や「中年の危機」でも学んだ土星ですが
この土星がN惑星とアスペクトを形成すると
結構、キツイものを感じます。
T土星は29年でホロスコープを1周するので、30歳以上の方は、
N惑星とT土星が形成する全てのアスペクトを経験しています。
今回はいるるがサンプルになりました。
いるるが初めてT土星が暗示する「試練と抑制」を経験したのは
5歳を過ぎたころでした。
その頃の「試練と抑制」を表すT土星は
ズバリ自分自身を表すN太陽とスクエアを形成。
いるるは発語が遅く、
親が「話せない子は保育園の迷惑になる」という理由で
保育園に通えませんでした。
もちろん幼稚園に通う歳になっても
発語が出来なかったので家で過ごしました。
家の中しか知らないいるるでしたが、近所の人の計らいで
5歳の途中から幼稚園に通うことになったのです。
初めて経験する子供社会の時期がちょうど
T土星ーN太陽のスクエアでした。
いままで家の中で遊んで自由気ままに好き勝手に
過ごしてきたのが、規則とルールに則って過ごすことになり
これも、いわゆる土星を表す「試練と抑制」にあたります。
土星は老人を意味します。
若いときは土星の壁が高くキツく感じます。
その壁を乗り越えて成長するためにも
人間には土星が必要なのかもしれません。
試練をチャンスに変えれるように、
土星と上手に付き合っていきたいですね。
いるる。