さて、ここからは松尾寺の境内の案内をしていきたいと思います♪
境内にあるこの門をくぐると、
七福神堂や阿弥陀堂、行者堂に行けます
七福神堂です
最古型の大黒天(重文)をはじめ、七福の神々を祀り、
多くの福を授かっていただいています。
阿弥陀堂です
行者堂、七福神堂の間に並び東面する入母屋造り本瓦葺の
小堂で、江戸中期頃に建てられました。
阿弥陀如来と観音菩薩・勢至菩薩を祀り、
各種回向(先祖回向・水子供養ほか)が行われます。
行者堂です
日本で最大の役行者像と、前鬼・後鬼を祀り、毎日曜日に
世界平和と諸願成就を祈願して堂内で護摩を奉修。
毎年9月1日~7日の修験道まつり期間のみ特別公開。
神霊石の大岩です
本堂背後の磐座(いわくら)。窟も見られる大岩は
修験の山だった様相を残します。この大岩を巡って、
西国三十三所松尾山石仏観音(ミニ霊場)があります。
護摩壇ですここで沢山の願い事が叶っていたらいいな
毎年2月のはつうま厄除大祭、3月の初午厄除祭と
9月第1日曜日には、この護摩壇で修験道の法流により、
厄除開運、交通安全、家内安全、諸願成就を祈り、
柴燈大護摩が奉修されます。
三重塔です
承和2年(835)創建(寺伝)。明治の再建説もありますが、
鬼瓦に正徳三年(1713)の銘があり、旧材も一部に
再用されています。後水尾天皇持仏であった
如意輪観世音菩薩が寄進され、祀られています。
十三重塔です舎人親王の毛骨を納祀したものと伝わります。
初層の軸部にウン(阿閦)、タラク(宝生)、キリク(阿弥陀)、
アク(不空成就)の金剛界4仏の梵字が刻まれています。
相輪部は伏鉢、請花・九輪・水煙を一石から彫成、
南都の十三重塔中でも屈指のものです。
十三重石塔の石碑です
お寺といえば、地味なイメージがありますが、
ここ松尾寺は歴史が古いから見所満載の
素晴らしいお寺でした
次は松尾山の頂上に鎮座する松尾山神社の
案内をしていきます
ちなみに、ここ松尾寺で厄除祈祷を受けた後は
松尾山神社に参拝に行くのが、厄除祈祷のルールになっています。