先日、奈良県大和郡山市にある日本最古の厄除霊場である
松尾寺に厄除祈祷に行ってきました
ちなみに、いるるは毎年 松尾寺に厄除祈祷に行ってます
松尾寺
養老2年(718)、天武天皇の皇子舎人親王が、
勅命による日本書紀編纂の折、42歳の厄年であったため、
日本書紀の無事完成と厄除けの願をかけて建立された
日本最古の厄除霊場です。親王が松尾山に参詣修行し、
ご祈願の養老2年2月初めの午の日、
東の山に紫の雲たなびき(瑞雲)、千手千眼観世音菩薩が
天降りご出現なされたという「松尾山縁起」により、
国運隆昌・国体安穏を祈祷申し上げる勅願寺として、
歴代皇室の御叡信厚く、後水尾天皇も
御持仏の如意輪観音を下された由緒ある寺です。
山の中腹に建つ歴史を感じる松尾寺の入り口です
入り口の横には松尾寺の掟が書かれた立て看板がありました
松尾寺の門をくぐると、目の前には長~い石の階段が
小泉方面からの参道。
一間の薬医門で、108段の石段を登れば本堂。
このお寺のお水は美味しいですよ
ちなみに、この手水舎が御霊泉です松尾寺のHPには
「手水は閼伽井からの霊泉で“大和の名水100選”に選ばれ、
参詣者をはじめ、ハイカーの喉も潤しています。」と、
記載されていますが、やっぱり生水は危険
必ず、火で御霊泉を暖めてから飲みましょう
松尾寺に行くときはお水入れを持っていくことをオススメします
この素敵な社は閼伽井屋です
1300年の昔から、当山のご本尊厄除観音様にお供えする閼伽水で
自然湧水。この水は昔から松尾水(まつのおのみず)と呼ばれ、
不老長寿、健康のために良いと言われています。
また古来、醸造に適した水として知られ、今も境内の鎮守社
「松尾山神社」の社頭には宝暦8年(1758年)銘の石灯籠に
南都で栄えた酒屋の杜氏たちの寄進名が彫られ残っています。
素敵な歌碑を見ました
松尾寺ご本堂ですこの中で厄除祈祷をしてくれます
中世の真言宗本堂の典型的なもので、入母屋造り本瓦葺。
本尊千手千眼観世音菩薩(やくよけ観音)は秘仏で、
年に一度11月3日に開扉されます(9:00~16:00)。
内陣では、毎日厄除のご祈祷が行われ、
厄年をはじめすべてのやくよけのご祈祷が厳修されます。
ご本堂のお賽銭入れの奥には写経奉納箱もありました
境内で厄除の鐘をました
古来「厄除の鐘」として知られ、参詣の方に年中自由に
撞いていただいています。やくよけ除夜祭には長蛇の列ができます。
「ゴ~ン」いるるも厄除の鐘を撞きました
やっぱり、お寺はしっとりとして心が引き締まりますね
日本最古の厄除霊場で有名な松尾寺は、今の時期は平日でも
厄除祈祷に訪れる人たちで賑わっていました
次回もいるるの厄除祈祷の案内は続きます