先日、大阪府藤井寺市にある仲津山古墳に行きました
正式名称 応神天皇皇后仲姫命仲津山陵です長っ
おうじんてんのうこうごうなかつひめのみことなかつやまのみささぎ
仲津山古墳は前方後円墳で五世紀前半の築造です。
長さ約290メートル、前方部長さ約162メートル、幅約193メートル
後円部径約170メートル、高さ約26メートルです。
前方部三段、後円部二段の築造。くびれ部両側に造り出しを持ち、
周濠を有します。葺石埴輪が確認されています。
出土品は円筒埴輪・朝顔型埴輪・楯型埴輪・衣蓋埴輪・家型埴輪・
勾玉などなど。面積は全国第9位。
宮内庁管轄だから、目印の看板も健在
皇后陵の敷地内に入ると砂利が綺麗にひいてあり、
高貴な雰囲気が漂います
上品でエレガントな雰囲気の応神天皇皇后仲姫命仲津山陵
緑濃い山の中に皇后陵があるような感じがしますが、
実は住宅地の中にあるんですよ
写真をただけでも、どれだけスケールが大きい古墳なのかが
わかると思います
実際に行けば、仲津山古墳が大きすぎて
肝心の拝所がどこにあるのかがわかりません
いるるは仲津山古墳を半周して、ようやく拝所をつけました
ネットで応神天皇の皇后仲津姫について調べたら、
面白いことがわかりました
大昔、短命だった時代は寿陵だったらしく、天皇即位後、
もしくは皇后になられたら、すぐに陵墓作りに取り掛からないと
間に合わなかったらしい
で、考古学的知見では仲津山古墳は誉田古墳(応神天皇陵)より
築造時期が古いことが判明。
つまり、この陵墓に眠っている人物は仲津姫ではないようです
いったい、仲津山古墳に眠っているのは誰なんでしょうか
謎は深まるばかり。。。。。