先日、奈良市内にある漢国神社に行きました。
(ちなみに かんごうじんじゃ と読みます)
奈良市街地のド真ん中に位置する漢国神社は
人通りが多い道筋にあります。
御祭神
園神(そのかみ)
大物主命(おおものぬしのみこと)
韓神(からかみ)大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
鎮座由来
1400年前に大神君白堤(おおみわのしらつつみ)が
勅(みことのり)を賜いて園神の神霊をお祭りせられ
藤原不比等公が韓神の2座を相殿として祀られたと
言われています。
古くは春日率川坂岡社と称しました。
御神徳
国土経営 衣食住 医薬造酒の祖神
林神社
林浄因命(りんじょういんのみこと)を御祭神として
お祀りする「饅頭の社」であります。
風情溢れる漢国神社鳥居(外門)
鳥居(外門)の右前に漢国神社標石
鳥居(外門)の左前に林(りん)神社標石
鳥居(外門)をくぐり、まっすぐ歩くと、
さすが古都奈良という古めかしい歴史を感じる
漢国神社の入り口があります。
資料によると、漢国神社は1610年頃の建物と
推定されているそうです。
漢国神社入り口
入り口に入ると左手には五穀豊穣と商売繁盛を
祈って作られた稲荷神社があります。
源九郎稲荷神社
ここ、緑豊かで空気が新鮮で清々しい癒しの神社です。
神社敷地に入っただけでも、
古都奈良だけあって他の神社とは違う、
流れる空気にも奥ゆかしい風情を感じました。
手水舎&左側に水神社の社
手水舎の中に社があるのは初めて見ました。
漢国神社の中にある鳥居&拝殿。
鳥居両端に鎮座している狛犬達
ここの狛犬達はホンマに良い表情しています。
今まで参拝した神社の中で一番良い顔してます。
狛犬達を見ているだけでも、心が和みます。
世界平和を祈った社
小社
大願成就を祈った葵神社
菓業繁栄を祈った林神社
林神社の社の両端に注目。
これが鎮座しています。
これ、何だと思いますか?
実は、お饅頭だそうです。
林神社はお饅頭が売れますようにと、
作られた神社だったんです。
林神社の創建者はお饅頭屋だったんですね。
豊富な緑&新鮮な空気がおいしい漢国神社のお庭。
無になれる空間です。
漢国神社の境内は狭かった、否、無いのに等かったんですが、
すごく緑が多くて、また濃いんです。
癒されたいいるるにとって、
何度でも足を運んでみたい神社でした。
漢国神社ご朱印
いるる