愛犬Rubyと kousoo いけばな日記



先日、フラワーデザインを学ぶ学生達が開催した

フラワーフェスタに行って来ました。

授業で身に付けた技術や、知識を最大限に引き出し

様々な世界に視野を広げ、書物 ・ 建築 ・ 映像 ・ 絵画の分野まで

花々を通し、モノを創り出すという表現に全力で挑戦されておりました。

舞台の空間装飾 ・ デモンストレーション ・ 演技や踊り。

企画から制作 ・演出 ・運営まで、すべて学生達だけで

進行されていました。

現代における花仕事の最も大切である思いの心髄から

焦点を当て、花と共に生きる者として

無限の可能性に挑戦し続けている一生懸命な姿が

とても素晴らしかったです!

これからも、過去 の花屋やブライダルにおいての商品の域を超えた

人を癒し、心豊かな暮らしを彩る命あるものとしての

真の価値を、若者達と共に

生み出してまいりたいと心から思いました。

また、生け花とフラワーアレンジメントは

融合することで、更に美の空間を追求できることと思います。



店頭の孔雀草を2本、 買われたご夫婦がおりました。

奥様の車椅子を引くご主人様は、優しく微笑み

奥様は、包んだ花を大切に抱えられておりました。

その後姿に、私は思わず

幸せという目には見えないふわふわの塊を

ふわっと、投げかけました。



この様な温かな心の交流ができますのは

お花のお陰ですね。



フラワーデザインを学んでいる娘は、このフェスタで

舞台映像から、飛び出した女の子の役を

身体装飾をしながら、演じておりました ^^ ♪