自他の境が曖昧すぎる発達障害児に対して、親御さんや療育関係者が
「あなたはあなた・他者は他者で、違う人間で考え方も違うんだよ」
と説明しても、残念ながら効果が薄いと俺は思うんですね。
前に書きましたが、そういう発達障害児も
「自分は自分・他者は他者で違う存在」
という事は表面的には理解していると思うんですね、本能レベルでは理解していないという事なんですよ。
そして、本能レベルで理解させる事を、言葉だけで理解させる事は難しいと思うんです。
さらに言うなら、そういう発達障害児も自他の境を表面的レベルでは理解していますから、周りの大人達が自他の境云々を説明しても
「そんな事は解っているよ!」
と反発する危険もあると思うんですよ。
誰だって、解っているつもりの事を他者からクドクド説明されたらイヤになりますよね、つまりそういう事です。
自他の境を発達障害児に本能レベルで理解させるには、言葉だけでは不充分なんですよ。
発達障害児自身が体験して学ぶようにしないといけないと、俺は考えています。