4月1日(月曜日)


外来でオプジーボ投与の為、大学病院ヘ。



9:10出発。高速に乗る前に、窓の景色を見ると、桜も少しずつ咲いてきた。去年、今年の桜は旦那さんは見れるのか分からなかった。でも、また今年も見る事が出来た。



助手席から、スマホで写真を沢山撮る旦那さん。


9:50到着。



外科外来の前に、内科外来に先に行ってと言う話を主治医のK先生に聞いていたので、内科外来で到着確認後、待ち合いで待っていると直ぐに名前を呼ばれた。



説明室の前で待っていて下さいと言われ、5分位待つと、名前を呼ばれ説明室の中ヘ。




これからオプジーボを使う人で、臨床試験に参加する人はその説明があるので、その為だ。



とりあえず、血液検査の時に採る血液が、臨床試験用に、いつもより少し多目に採るとの事。



裏表ぎっしり印刷してある説明書4枚を貰い、読んでおいて下さいと言われた。



【臨床試験の研究目的・予測される結果】

オプジーボ、ヤーボイ、キイトルーダ、バベンチオ、テセントリクなどの免疫チェックポイント阻害薬によって治療を受ける患者さんに発症する内分泌ホルモンに関する副作用の発現頻度や臨床的特徴を明らかにし、早期診断法の開発を行う。




何か少しでも、有効なものが開発される為に役立つといいなあと思う。



しかし旦那さん、1stラインのシスプラチンの点滴の影響で両手の血管は殆どボロボロで、血液が中々採取出来なくて、毎回、血液を採る看護婦さん泣かせだ。


毎回、2、3回採り直す。たまに1回で成功する時もある。




最近は何もかも…、こんな苦しい目や痛い目にあって、治療する意味はあるのかなと思えてくる。





でも、旦那さんが治療すると言う意志がある限りは、頑張ってサポートするしかないと思う。




生きる望みを、少しも捨ててないから。






それから外科外来へ。




いつもの事だが、待ち時間が長い。4月1日は新元号発表の日だったので、旦那さんとスマホでAmebaTVを見た。



「令和」最初見た時、うん?と思ったけど、凄くいいと思う。「昭和」に似てるし。




それから暫くして、看護師のOさんが来てくれた。



色々また話を聞いてくれた。プライベートな事から、治療の事まで。本当に「白衣の天使」とはよく言ったものだと、Oさんを見ているとつくづく思う



待ち時間が相変わらず長いので、モニター画面には受け付け番号が4枠しか表示されないので、4枠以降はどうなっているかわざわざ調べてくれた。



「Fさんは、6枠目だから、もう少し時間かかるけど、待ってて下さいね」



順番が分かるだけで有り難い。







それから後は、また後日に。