バルサ若手有望選手“昇格請負人”としてバルサBでプレーか？
スペイン1部リーグ、バルセロナの17歳FWアンス・ファティが、下部組織チームであるバルサBの2部リーグ昇格のため7月半ばから行われるプレーオフに出場する見通しだという。バルセロナを中心に展開するスポーツ紙スポルトが１６日までに伝えている。
記事によるとバルセロナはトップチームの成績はもちろん、下部組織が昇格すれば1000万ユーロ（約11億6000万円）の収益増が見込まれるため今季の目標のひとつに設定。クラブ歴代2番目の若さとなる16歳298日でトップチームデビューを飾り、欧州ＣＬでの得点やリーグでの1試合2得点など複数の最年少記録を作ったギニアビサウ出身（スペイン国籍取得）のアタッカーを“大型補強”として２軍チームへ送り込むという。
バルセロナBが戦う2部Bリーグは国内3部に相当し、国内を4グループに分けて新型コロナウイルスによる中断までリーグ戦が行われていた。リーグ再開へ向けて練習している1部、2部チームとは違いアマチュアカテゴリーとの位置付けでレギュラーシーズンの終了が決定。7月半ばに中断時点での各グループ4位までが１カ所に集まり昇格プレーオフを行うことになっている。
なおバルサB所属のFW安部裕葵は2月のリーグ戦で右足大腿二頭筋を痛め、戦線復帰までは５カ月かかる見通しで現在は日本でリハビリ中。今季中の復帰は難しいとみられる。