カバーニがアトレティコ移籍で口頭合意…クラブは週明けに最終オファー提示へ
PSGのレジェンドがスペイン上陸へ
パリ・サンジェルマン(PSG)のエディンソン・カバーニがアトレティコ・マドリー移籍で口頭合意したようだ。『Goal』の取材で明らかになった。
2013年にナポリからPSGに加入して以降、6シーズン半にわたり在籍するカバーニ。ズラタン・イブラヒモビッチやネイマール、キリアン・ムバッペといったビッグネームを差し置いて、クラブ歴代最多となる198ゴールをマークする同選手だが、今シーズンは故障に悩まされ、さらにマウロ・イカルディの加入でここまで公式戦14試合(5ゴール)の出場と十分な活躍ができていない。
ベンチを温める状況を受け、今シーズン終了後にクラブとの契約が満了を迎えるカバーニは、1月にPSGからの退団が濃厚と報じられる。そんな同選手に対して、アトレティコ・マドリーをはじめ、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどストライカーの補強を望むクラブが関心を寄せる。
そんな中、カバーニがアトレティコ・マドリー移籍で口頭合意に至ったことが発覚。そして、スペインのクラブは来週中の契約成立に向けて、27日にPSGに対して最終オファーを提示する見込みだ。しかし、すでに2度のオファーを跳ね返されるなど、依然としてこの移籍交渉は困難を極める可能性があるようだ。
一方、PSGのトーマス・トゥヘル監督はカバーニの去就について「彼は数日間、我々とともにトレーニングを行ってきたが、彼の状況はクリアではない。だから、明日の試合(26日のリール戦)ではベンチから外れる」と話すにとどめている。