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最初期のメッシを語るロナウジーニョ氏「僕がもたらすものは必要なかった」

 
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GOAL

バルセロナOBのロナウジーニョ氏が、キャリア最初期のFWリオネル・メッシについて語っている。スペイン『パネンカ』で語られた内容を『マルカ』が伝えた。

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バルセロナの絶対的エースとして背番号10を背負って活躍するメッシ。2004年に17歳でトップチームデビューを果たすと、現在まででバロンドールに6度輝くなど、唯一無二の存在であり続けている。

そして、その輝かしいキャリアの最初期、トップチームでの初めてのゴールをアシストしたのがメッシ以前に背番号10を着用していたロナウジーニョ氏だ。また、その記念すべき瞬間の後も、退団する2008年までメッシとの好相性を披露していた。

2人の関係性について、当時すでにスターだったロナウジーニョ氏が若かりし頃のメッシが頭角を現すのを助けたとの見方をされることも多い。しかし、元ブラジル代表FWは自身が影響を及ぼしたわけではないと語っている。

「僕がバルセロナに入団した時には、際立った子供(リオネル・メッシ)がいるということがすでに話されていた」

「それから僕らは友達になった。一緒にプレーし始めて、とても仲良くなったんだ。彼は他の誰とも違っていて、僕らは(フランク)ライカールトに対して彼が一緒にトレーニングできると進言した。すべてがとても早かったよ」

また、ロナウジーニョ氏はメッシの初ゴールをアシストできたことを、喜びとともに振り返った。

「幸運なことに、彼の最初のゴールのお膳立てとなるパスを送ることができた。自分のすぐそばでスタートした人物が世界を手中に収める様子を見られたことは素晴らしい」

「僕らはいつもとても仲良しだったんだ。彼が僕にスペイン語を教えて、僕が彼にポルトガル語を教える。でも、お互いを完璧に理解し合ったのはボールを通してだ」

さらに、メッシの私生活や人柄についても絶賛している。

「彼の落ち着きぶりには驚かされた。そんな部分が大好きなんだ。彼がトラブルに巻き込まれることは決してないし、いつも家族や親しい人たちと一緒にいる。レオはすべてを兼ね備えている。僕がもたらすものは何も必要ではなかった」