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レアル・久保のこんなにスゴいんだぜ伝説

 
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東スポWeb

 世界最強クラブのスペイン1部レアル・マドリードに移籍した日本代表MF久保建英(18)は近日中にも渡欧し、世界ナンバーワン選手になるために新たなサッカー道を突き進む。本紙では、数々の記録を更新し続ける“日本サッカー界の至宝”の意外な素顔や伝説をピックアップ。来夏の東京五輪と2022年カタールW杯に挑む森保ジャパンの新エース候補に迫った――。

<メッシ超え?>バルセロナには13歳以下の選手についてカタルーニャ州在住者しか獲得しないという規定がある中、当時10歳の久保は外国人ながら特例で入団した。1年目の2011―12年は29試合で43ゴール。12―13年には30試合で74ゴールという驚異的な記録をマークし、トップチームで活躍するFWリオネル・メッシ(32)を超える存在として注目された。

<トリリンガル?>FW田川亨介(20=FC東京)はU―20代表時代に「(久保が)スペイン語を話したり、他の選手に教えたりして盛り上がった」という。地元紙「ムンド・デポルティボ」によると、バルセロナ加入後「2か月で難なくスペイン語を話していた」。南米選手権でも流ちょうなスペイン語で取材対応する姿があった。最近は英語の勉強も始めている。

<食育のおかげ?>16年に163センチだった身長も今年には174センチにまで成長。FC東京のDF岡崎慎(20)は「建英はすごく努力している。たとえば『背を伸ばしたい』と毎日ご飯をよく食べて牛乳も飲んでいる。私生活から見て取れるひたむきさ、努力を感じる」。久保も「母親が食生活に気を使ってくれる」と話している。

<スポーツ万能?>久保の特技は卓球。17年のU―17W杯で選手らは余暇に卓球対決し、そのチャンピオンはいつも久保だったという。バルセロナ時代も卓球で同僚に連戦連勝。同年5月のU―20W杯でも卓球が流行。ある選手は「(久保は)負けず嫌いで勝つまでやるから」とナンバーワンの腕前を披露した?

<礼儀正しい?>MF東慶悟(28=FC東京)は「しっかりとあいさつができる。簡単なようだけど、意外と大事だったりする」と礼儀正しく、先輩に敬意を払い、周囲への気配りもできるという。U―20代表で同僚のMF坂井大将(22=大分)も「人なつっこい。ピッチ外の能力もすごい」と高いコミュニケーション能力を評価した。

<センスある?>日本代表戦後、私服で移動した際、フランス高級メーカー「モンクレール」のポロシャツとハリウッドセレブ御用達のブランド「ディースクエアード」のデニムを着用。総額は推定30万円なり。米国発の高級ストリートブランド「オフホワイト」も愛用する。最近ではオランダ発の「ボーラー」のTシャツ(推定1万3000円)姿も。最近お気に入りのアーティストは「back number」。

<異例の契約?>16歳だった18年4月に日本代表のオフィシャルスポンサーを務めるキリンビバレッジ社とスポンサー契約を締結。ロシアW杯に臨んだ日本代表の公式飲料「キリンレモン」のCMキャラクターに就任。関係者によると、日本プロ選手で最年少という。17年11月にFC東京とプロ契約した後、スポーツメーカー大手・アディダス社と契約した。

<日本レジェンドを超えた?>日本代表10番のMF中村俊輔は01年末にRマドリード(Bチーム予定)に加入することで合意もしていたが、02年W杯前に負傷やチーム事情で破談。12年にはMF香川真司が当時Rマドリードを指揮したジョゼ・モウリーニョ監督から“オファー”を受けて面談するも移籍には至らず。久保は日本人として“三度目の正直”となったようだ。