こんだけ寒いと
お風呂に入るのが嫌になります。
で、
「今日はお風呂いいや」
って女房に言うと
「汚いからダメ!」
って怒られます。
なので、
しぶしぶお風呂の入ることにするんですけど
寒い。
服を脱ぐのが嫌。
このままトンズラしたいところなんですけど、
そうも行きません。
女房は洗濯バカなので
もし、洗濯機に俺が着ていた物が入っていなかったら
一発でばれるし、すごく怒られます。
なので、この時点で「服を脱がない」って事はありえなくなっています。
仕方ないので、
脱ぎます。
その前に、シャワーを出しておきます。
暖かいお湯が出て、湯気が立ち上った頃を見計らい
急いで服を脱ぎ、お風呂場へ。
すぐにシャワーを浴びます。
この間、5秒ぐらい。
これは、長年培った賜物です。
数少ない自慢です。
という事で、
無事シャワーを浴びてあったまることに成功するわけなんですが、
湯船につかるなんて事は、平日は全くありません。
これは、女房と子供達が入った後、
綺麗にお風呂掃除するからなんです。
そのお湯を残しておいてくれてれば
沸かし直してあったまることも出来るんですが、
その後の「綺麗に掃除しろ」命令が何よりも嫌なので、
シャワーだけの方がいいんです。
で、
この後、「洗う」って作業にうつる事になります。
髪の毛を洗います。
これは嫌じゃないんですよ。
「お風呂に入るのは髪の毛を洗うためだ」ってのが
どういうわけか俺の中にあるんです。
女房はお風呂に入っても
髪の毛を洗わないことがあるんですが、
全然理解できません。
そんな時は、「何で髪の毛を洗わないんだ!」って
説教しようかなぁって思いますけど、
返り討ちにあうので我慢することにしています。
髪の毛を洗って、
「さて、どうしよう」って事になります。
体を洗うか洗うまいかってことです。
体をちゃんと洗うには
一旦シャワーを止めないといけません。
これは嫌です。
極寒に立ち向かえってことですからね。
この暖かいシャワーからのお湯を止めてまで
体を洗うことにどれだけの価値があるのか?
その答えをいつも探しているんですけど
見つかりません。
なので、体なんか洗いませんよ。
何分か後、
この楽園を捨てて
極寒の中に飛び出すそのときまで
幸せの中に浸かっていたいんです。
俺の中で、
決意を固め
心の中でシャワーさんにお礼を言い
お湯を止め
お風呂場の戸を開け
急いで体を拭き
寝巻きに着替えます。
これで、
嫌な冬のお風呂が終わったわけですが、
最初に女房が言った
「汚いから入らないとダメ!」
って言うのは、間違っているんですよ。
正解は、
「入っても汚い」
です。