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幼稚園教諭、保育士を経て現在小学校で教員として働いている
親子でHAPPY研究家
くすちゃんと申します。

子供のおもしろい発言や行動が大好きで、そのかわいさ、おもしろさをたくさんの人と共有したくてブログを始めました。

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次女に作ったのに
長女が食べてしまったお弁当。


画像をお借りしています


イライラが止まらない私。

ところで私は
何にイライラしているの?

長女?
それとも私?

人は何かトラブルが起こってイライラした時に
実は相手に対して怒っているのではなく
納得できる対応をしなかった
自分に怒っている
という説もあります。

でも、
私にはどうしようもなかった気がする。
朝ご飯はこれだよ。
ってラインもしておいた。

どう見ても長女の朝ご飯じゃない
お弁当を
いつもお弁当を置く場所においておいた。

自分の対応や
もっと何かできたはず!
ということにイライラしているんだろうか?

わからない。

私は何で怒っているの?

こういう時
紙に書き出すといいのでしょうが

机に向かう気にもなれず。

それより
なんてかわいそうな次女。

惨めだっただろうな。
みんなが美味しそうなお弁当をたべている中
1人で白ご飯だけで
恥ずかしかっただろうな。

と思って
せめて・・・。と、
朝作ったお弁当を
もう一度次女のために
夕飯に作って出しました。

次女が言いました。
「あのね、私は別に自分のことそんなにかわいそうだって思わなかったんだよね。校長先生が余ってる給食わけてくれようとしたし(6年生だけが行事が中止になりお弁当でした。他の学年は給食を食べていました。)保健室の先生がグラノーラくれたんだよね。だけどそれが手作りでまずくてさー。それに、今ママがお弁当作ってくれたから大丈夫。」

なぜかその話を聞いて
怒りは少しおさまりました。

そこで気づいたのは
私は怒っていたのではなく
傷ついたかもしれない
娘を心配していたんです。

確かに浅はかな長女の行動は直すべきところがある。

だけどそれより
次女が嫌な思いをして
今どんな気持ちなんだろう?
と、それが心配だったのです。

なので次女が
意外とケロッとしているのを見て
(もちろん、私が怒っているのを見て元気なふりをしてくれた可能性はあります。)
怒りは落ち着いてきました。

次女が悲しんでいなくて安心したんです。

怒りは第二次感情だといいますよね。

怒りの前に
恥ずかしい
悲しい
さみしい
などの感情があり、
その後に来るのが怒り。

本当の感情である恥ずかしさや寂しさを
癒やせば
怒りはおさまります。

子供に怒っているとき
何に怒っているのか考えてみてください。

怒りというのはむしろ
感情とは言えないのかも。

本当の感情は?
兄弟喧嘩をしているのを見るのが悲しい。
とか
宿題をやらなくてこのままで堕落した人間になりそうで心配。
とか
本当の感情を見つけて、

それを子供に伝えられたら一番いいと思います。

ママね、
あなたがのんびりしていてママが仕事に遅れちゃったらどうしようと思うと心配になってドキドキしちゃうの。
とか。

話の内容が難しくて伝わらなくても
怒っているのではない、
ママは何か困っているのかも。
と伝わるだけでも
大きく違うと思います。

以上、我が家のオムライス弁当事件の話でした。