パティシエ占い師 宮崎雅則です✨
毎度御来店誠にありがとうございます
季節外れの平日なので、参拝者はそれほど多くはないだろう…
と思って居たのですが
インバウンドの観光客の多さにビックリしました
今回は「にしむら亭」で「きつねうどん」を食する事が参拝以外に楽しみでした
人気テレビ番組「秘密のケンミンshow」
で、いつも実家の「おうどん」を自慢して居る俳優のN(京都府代表)が私は嫌いで
「そのお味のほどは」と確かめる為に
今回食する事にしたのです。。。
▪▪▪で、「お味のほどは」…
まあ、テレビで言ってるだけのものは
ありましたね
参拝に一緒に出掛けた占い師の「X氏」も
「美味しい❗」と言ってました
でも…ちょっと「七味」掛け過ぎと
違いますか
●「絶」と「空亡」●
本題に入ります❗
今回は「絶」と「空亡」に付いて
お話をしてみたいと思います(^-^)/
【「絶」に付いて】
~「絶」から使命を読む~
これは前回のお話をもう少し深く斬り込んだ内容になるだろうと思います…
★おさらい★
「絶」に「坐す(座す)」通変星は
その象意が「薄らぐ」「縁が遠ざかる」
と言うものでした。
【例命】
男命
年)食神 乙未 墓
月)劫財 壬午(丁)絶
日)★★ 癸亥 旺
時)〇〇 〇〇
この例命はタレント明石家さんまさんの命式です
月干の「劫財」が「絶」に坐して居ます
つまり、「絶に坐す劫財」だと言う事です
※「坐す(座す)」とは「座って居る」とか
「乗じて(乗って)居る」と言う四柱推命独特の専門用語です。
「絶」の上に「劫財」が乗って居る
と言う事を表現した言葉です。
※月支元命「丁(偏財)」と「絶」は
何も関係ありません❗
で、この「劫財」は「さんまさん」には「縁が薄い」と看るのです
「比劫(比肩·劫財)」は「自分」ですから
…と言う事は「自分に縁が無い」
…ではありません❗
「比劫」は「ライバル」であり、
普通は「兄弟姉妹」を表します
※家庭内では兄弟姉妹は自分を存在させる為の「ライバル」となります。
子供時分の「おやつ」、大人になれば「遺産相続」時に兄弟姉妹は「ライバル」になるのです。
その「ライバル」に「さんまさん」は
「縁が無い」と言う事になります。
事実、「さんまさん」は弟さん(異母兄弟?)を火事で失って居られます。
「絶から使命を読む」
と副題を付けましたが、
「さんまさん」の「使命」は
「兄弟縁が薄い·無い」と言う事実を
乗り越え、
「分け隔てのない人間関係を築く事」
だろうと私には読めます。
これを単に「自分には兄弟縁が無い❗」
と悔やんだり、ぼやいたりして
生涯を終える人生を歩んで居たのなら
今の「さんまさん」はあり得ないでしょう
弟さんを失った過去の辛い出来事を乗り越えて、
初めてスタートラインに立てたのです。
そして「弟さん」にしてあげられなかった事を
分け隔てなく色々な芸人さん達を通して
世の中に還元して居る様に思います。
「さんまさん」の「愛の源泉」は
「絶」に在ったのです
【「空亡」に付いて】
~「空亡」は良い事もある❗~
★「空亡」と「天中殺」★
空亡も天中殺も言っている事は同じです
(細木さんの「大殺界」は問題外❗)
が、やはり「四柱推命」を名乗るのであれば「空亡」を採用して下さい
「天中殺」は「算命学」用語です❗
「天中殺」の「中」は「アタル」と言う意味です。
「的中🎯」の「中」です。
つまり…「バチがアタル」と言った様相を含んでいる言葉に私は聞こえますね
「四柱推命」には「空亡」が似合って居る様に思います…
「空しく亡ぶ」…
即ち、「虚」だと言う事です。
「虚」とは「無い」「存在しない」
「形を持たない」と言った意味となります
●地震も空亡する❗●
2018年6月18日7時58分39秒に大阪北部地震が発生しましたが、
最大震度「6弱」と言った巨大地震のわりには被害が小さくて済みました…
(登校途中の小学生が1名犠牲になられました ご冥福をお祈り申し上げます)
この地震の発生時間を「六壬…」で看てみますと(辛巳日·第九局)、
初伝、中伝で「空亡(申酉)」して
「実」が在るのは末伝の「地震が発生した」と言う事実だけです。
「地震」が発生しても、その発生時が
「空亡」して居ると
「地震の影響」は「無い」「形を持たない」と言う結果に終わるのです。
【例命】
男命(辰巳空亡)
年)食神 乙巳空亡
月)正官 戊子
日)★★ 癸卯
時)〇〇 〇〇
癸卯日の空亡は「辰巳」になります。
年支の「巳」が「空亡」ですから、
年干の「食神」が空亡して居る事となります。
●「無い」よりマシ❗●
実はこの命式私(宮崎)のものなのです
「生年空亡」ですから、空亡の最中に
生まれて来たと言う事です
そして…生涯、その影響を受け続けると言う事を意味するのです❗
しかも❗その内容と言うものが、
「衣食住」を司るとされる「食神」✨
だと来たもんだ
おまけに「年柱」は親や先祖との繋がりが顕れる柱…ソコが「空亡」❗❗❗
(親や先祖からの手助けは何も得られない)
どーしたものか…?
私が四柱推命を学んで居る時、
師匠に言われました。。。
あんねぇ…宮崎さん
空亡してても
「無い」よりはマシですよ
コレって慰めになってますか
まあ確かに「ゼロ」ではありません
よく行って「半分」…
出来る事なら「全部」受け取りたい❗
(食神の良い所を余す所なく❗)
でも、これが持って生まれて来た
自分の使命と言うもの…
「全部」は無理だとしても、
「出来る範囲内」で「食神のよさ」を
発揮するのが自分に課せられた使命❗
そう思って人より不利な人生ではあるが、
毎日を明るく前向きに生きているつもりです(^-^)/
●「空亡」の象意を読む●
大運や歳運(年運)にも「空亡」はあります
この際、先ほどの命式の場合と同様に
「空亡」に坐す天干の通変星の象意から
「空亡」の内容が推測できます。
例えば…
日干支「癸卯」の人の場合、
「空亡」は「辰と巳」になりますが、
「五行別」の空亡(5種類)が存在します。
★「木(=食傷)」の空亡
「癸」から甲を見れば「傷官」→甲辰
「癸」から乙を見れば「食神」→乙巳
日干支「癸卯」の人は
「甲辰」の年には「傷官」が意味する空亡となり、
「乙巳」の年には「食神」が意味する空亡となる と言う事です。
同じように。。。
★「火(=財星)」の空亡
「丙辰」の年→正財が空亡
「丁巳」の年→偏財が空亡
★「土(=官星)」の空亡
「戊辰」の年→正官が空亡
「己巳」の年→偏官が空亡
★「金(=印星)」の空亡
「庚辰」の年→印綬が空亡
「辛巳」の年→偏印が空亡
★「水(=比劫)」の空亡
「壬辰」の年→劫財が空亡
「癸巳」の年→比肩が空亡
…と言う様に毎回同じ空亡は廻って来ませんから、
「今回の空亡は何?」と言う風に
天干の通変星を見る事が大切です。
●「大運」の空亡に付いて…●
これは「大運」の空亡を看る時も同じです
「大運」の空亡は一生に一度しか廻って来ませんから、
御自分の「大運の空亡干支」ぐらいは
知っておかねばなりません❗
ココ大事❗
そして、その通変星の意味する象意を
キチンと頭の中に入れておくべきです。
何故ならソコには天からの
「〇〇には気を付けろ」と言った
一番のメッセージが書いてあるからです…
今回のお話はこれで終わります
長々と最後までお付き合い頂きまして
本当にありがとうございました
また次回のお話をお楽しみに