コロナウィルスの検査はなぜ胸部レントゲンじゃなくて、CT検査なのでしょう?

理由は大きく2つ

 

間質性肺炎は肺ほうの細胞膜の炎症が原因で起こります。

レントゲンは炎症によっておこった細胞壁の腫脹や浮腫を濃度差として投影しますが、

コロナの感染初期では炎症が弱く、通常の胸部レントゲンではそのままX線が通過してしまうのです。

もう一つの理由が

 

コロナウィルス肺炎は胸壁付近より発生しやすいとされる為

 

人体の構造上、体の両サイドの厚みが大きいころによるX線減衰の過分により

単純写真の読影は難しくなります。