私の不思議な体験の話です。
それは母が去年、大病を患いました。
自宅で160台の脈拍となり、呼吸も荒く、
体のあちこちが痛いと、これは普通でないなと
救急車を呼んで病院に運ばれました。
即、入院しましたが
母の不整脈はなかなか収まらない状態が数日続きました。
夜、神様や、仏壇のご先祖様に向かって
「どうか母を助けて下さい。
まだ、私は十分な親孝行していないので
まだ、あっちには連れて行かないでください。」
一番、母のこと心配していた祖母（母の母親）の写真に泣きながら語りかけました。
母も高齢だし、状態も不安定なので
正直、助からないこともあるかもしれない、叔母（母の妹）に知らせようと思い
「母にとってはたった二人きりの姉妹だから知らせておいたほうが良いと思うんだけど」
と弟に相談しました。（母の他の姉兄は皆他界しています。）
母も人に自分の弱くなったところは見せたくないって言っていたし、
今は、心配させてもわるいから話さなくてよいだろうと弟も言ったので迷っていました。
翌日、でも、叔母だけには知らせようと電話をかけよう思っていたときでした。
その叔母からタイミングよく電話がかかってきたのです。
叔母は私に「姉ちゃんは元気？」って聞いたので
具合が悪くなり、入院していて知らせようと思っていたところだと話しました。
叔母は、びっくりして
「昨夜、夢を見たんだよ、母ちゃんがでてきて、たった二人きりの姉妹だから
たまには気にかけてやらなきゃだめだよ」って言ったと言うんです。
だから今日、なんだか気になって電話をかけたというのです。
叔母は私が弟に言ったこと、たった二人きりの姉妹だからということを
そのまま同じように言ったことに、私はまず、びっくりしたのですが
その祖母がでてきた夢を見たのはいつとなのか叔母に詳細を尋ねると
夢を見た昨晩の時刻はまさに私が祖母の写真に問いかけた時間帯でした。
私は目に見えないなにかテレパシーのようなものがあるのだと気付かされました。
この話には続きがあり、
少し、落ち着いてきた母が病室から携帯で少しだけ電話をかけてきたのです。
まだ呼吸が荒い状態で
母が言うには病院で夢をみたのか現実なのか、
他界している姉兄が全員集合してベッドの周りにいて
何も言わないで微笑んでいたのをみたというのです。
こっちに来いとは言わなかったよって
あれは見守っていてくれる感じがしたというのです。
さらに詳細を聞くとちょうど私が仏壇にお祈りしたその夜のできごとでした。
まさに私の祈りが母と叔母の前に形になって現れたのだと
目に見えない心から通づるなにかがあることを気付かされたのでした。
それはテレパシー、魂の叫び、科学だけでは解明できないなにか？
人間、動物の持っている能力なんでしょうか？
また、他にも私の周りであったテレパシーのお話をこれからちょくちょく載せていきたいです。