朝、外来の準備していると
ヤブ蚊に左手を二箇所刺されました。
とても痒くて掻き破り血が出てしまいました。
その日から丁度1週間経過した朝、首の違和感があり触って見るとリンパ腺が腫れているのを発見。
風邪かな?少し寒気があったのですが
様子みることにしました。
その日の夕方、真夏だというのに毛布をかけても悪寒が酷く、熱を測ると
38.7℃
解熱剤のカロナールを飲み、早く休むことにしました。
翌日は熱が下がっていたので
仕事に行ったのですがまた、暫くして
寒気がありました。
仕事から帰ると酷い悪寒でまた、熱が38℃以上になり、さすがに早く寝ました。
症状としては頭痛と耐え難い目の奥の痛みがありましたが、咳、咽頭痛といった風邪の症状が全くなく、尿路感染の様な症状もない。
翌日の3日目は熱も高かったため仕事を休ませてもらい横になって休みました。
夜、頭痛と目の奥の痛みは激しく、身体に出血班のようなポツポツができ始めてビックリしました。
これがその時の写真です。
痒みはありましたが強くはありませんでした。
医院で血液検査をしてもらいました。
血小板がいつもの半分くらいになってました。
私はデング熱ということはないですか?と聞くと
先生はデング熱は見たことないから、それがデング熱かは
わからないと言いました。
ネットのデング熱の情報と症状は全く一緒でしたし、
現にうちの医院は東南アジア系の外人さんの患者さんも多く、実は先生も東南アジア方面に旅行にいっていて私が蚊に刺される2日前に帰国したばかりでした。医院と自宅は隣りでつながっています。
私は結局、デング熱をあやふやにされた感じでした。
結局、熱は5日くらいで下がり、
発疹は2週間くらいでわからない程度に消えました。
今でも忘れる事のできない出来事でした。
日本だからデング熱にかからないとか無関心なのはおかしいです。
ヒトスジシマカは媒介します。
皆さんも気を付けて下さい。