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よく早食いは良くないとか、ご飯は20回噛んで食べようとか聞きますよね。 それは何故か?まずは「満腹」のメカニズムを知っておきましょう。

■「お腹が減った」というのは摂食中枢から発せられる指令です。
そして、「満腹だー」というのは、満腹中枢からの指令。 つまりは、満腹中枢が「お腹いっぱいになったよ」と言ってくれない限り、 空腹感はおさまらず、いつまでも食べてしまうことになるわけです。

■さて、では満腹中枢が「満腹だ」と感じるのはいつか?
人間はご飯を食べると血液中にブドウ糖が増え、 血糖値とインスリン濃度があがります。 これを満腹中枢が察知し、満腹ラインに達すると「満腹だ」と指令を出します。 ここで初めて、人は「あぁもうお腹いっぱいだ」と感じることができるのです。

しかし、食事をし始めてから満腹中枢が血糖値などを察知するまでに、 15~30分はかかると言われています。 つまりは、その間にいくら食べても、満腹中枢は「お腹いっぱい」という 指令は送ってくれない=いつまでも満腹にならないわけです。

さらに悪いことには、こういった早食いを繰り返していると、 空腹感と満腹感が曖昧になってしまい、空腹でないのに食べたくなる、 いつまでたっても満腹感が得られないなど、過食の原因になり、 同時に、胃袋も大きくなるので、どんどん食べてしまい太る原因になります。


■今より少し体重を落としたいなら、ご飯はゆっくり食べましょう。
今、10分くらいで食べ終えてしまう人なら、ゆっくり30分くらいかけて、 ご飯を食べるようにするだけで、ずいぶん食べる量が減ると思います。 また、ゆっくり良く噛んで食べることで、消化や吸収も良くなりますよ。

満腹中枢が正しく働き、しっかりとした満腹感を得られるようになれば、 なんとなくの空腹感もなくなり、ずっと快適に食生活が送れるでしょう。

夏になると、蚊が増えますよね。刺されるとかゆいし、気をつけていても我慢できずについつい掻いてしまって血が出ることもしばしば。さらに年齢を重ねて新陳代謝が鈍ったカラダだと、蚊に刺された跡もなかなか消えません。そうなると「我慢すればよかった…」と思っても、もう後の祭りです。
  できれば、蚊に刺されないように何とか予防したいものですが、実はお酒をよく飲む人は、蚊に刺されやすいという説があります。果たしてそれは本当なのでしょうか。
 今回は、そんな蚊にまつわる話を取り上げたいと思います。

■ どうして蚊は人を刺すのか
日本では蚊に刺されたからと言って、大きな病気にかかることはありませんが、海外ではマラリアなどの感染症の原因にもなることもある蚊。日本には100種類くらいの蚊がいると言われています。その中でも人を刺す蚊は「ヒトスジシマカ」という黒と白の縞々模様の蚊と、「アカイエカ」と言う赤っぽい蚊の2種類です。
 実は人を刺すのは、メスの蚊だけです。蚊は通常、花の蜜や果汁、樹液などをエサとしているのですが、メスの蚊は産卵期になるとタンパク質が必要なため、人の皮膚を刺し血を吸うようになるのです。
 でも、ハチなどに刺されると痛みを感じるのに、蚊に刺されるとかゆみを感じる…これってどうしてなんでしょうか。


■ どうして蚊に刺されるとかゆくなるのか
人間の血液は、空気にふれると固まるという性質があります。そうすると、蚊は、うまくタンパク質を吸収することができないため、血液を吸うと同時に、人間の体内へ唾液を流し込みます。蚊の唾液には、血液が空気にふれても固まらないようにする成分や、刺された時の痛みを和らげる成分が含まれています。しかし、その唾液に皮膚がアレルギー反応を起こすので、かゆみを感じるようになるのです。
 痛みを感じなくなるのと引き替えに、私たちはかゆみを感じていたのですね。


■ 蚊に刺されやすい人ってどんな人??
蚊に刺されるのは、かゆくてつらいですが、同じ場所に同じ時間だけいても、蚊に刺されやすい人と、刺されにくい人っていますよね?その違いは一体どこにあるのでしょうか。また、蚊はどのような人に近づいてくるのでしょうか。


▼O型の人

O型の人は、一般的に蚊に刺されやすいと言われています。それは、これまでにもいろいろな研究で明らかになっています。その原因はどうやら、O型の人の赤血球の表面を覆っている物質にあるようです。
 O型の人の血液型の表面を覆う物質は、花の蜜と非常に似ています。だから、蚊は花の密と間違えてO型の人に近づいてくるそうです。
 蚊に刺されやすいと思っている人でO型の人はいませんか?もしかしたら、原因は血液型にあるのかもしれませんよ。


▼ お酒をよく飲む人

蚊は、二酸化炭素を目印に人間を発見します。つまり、人間が呼吸をする時に吐き出す二酸化炭素によって、蚊は人間を見つけるのです。二酸化炭素をはき出す生物=ほ乳類であることを蚊は知っているのです。

では、お酒をよく飲むことと、二酸化炭素を目印にすることは、一体どんな関係があるのでしょうか。
 肝臓で、アルコールを分解する際に、アセトアルデヒド、酢酸、水と二酸化炭素の順に分解され、最後には尿と汗として排出されます。
 すなわち、お酒を飲むと、アルコールを分解している途中で二酸化炭素をは吐き出す量が増え、さらに呼吸数も増えているため、蚊に見つけられやすくなる=刺されやすくなるのです。


▼ 暗い色の服を着ている人

これは、体質やカラダの問題ではありませんが、蚊は明るい色や電気の周りに集まっているイメージがありますが、実は暗い色を好みます。光に集まっているように見えますが、暗闇にいる蚊はただ、私たちには見えていないだけなのです。

白い服を着ている人よりも、黒い服を着ている人に蚊が多く集まったという実験データもあります。しかも、黒い服を着ている人に集まった蚊の数は、白い服を着ている人の10倍とか…。この論理でいくと、色白の人よりも、色黒の人の方が蚊が集まりやすいということにもなります。
 蚊に刺されやすい自覚のある人は、明るい色の服を着て出かけた方がよさそうですね。また、日焼けしやすい体質の人や、色黒の人も、外出する時には、できるだけ露出した服装は避け、明るい色の服を羽織るようにしましょう。


■ 最後に…
蚊に刺されやすい人の条件を書いてきましたが、上記に当てはまらないからと言って、蚊に刺されないというわけではないのでそこは注意してくださいね。
 夏場は、ビアガーデンや、キャンプなど夜の屋外で飲む機会も増えるかと思います。でも、そんな場所で飲むことは、蚊にとって格好のエサになることは間違いありません。
 虫除けスプレーを塗る、露出を極力避ける、明るい色の服を着るなど、お酒をおいしく飲むためにも、しっかり対策をしてから行くようにしてくださいね。


お酒をよく飲む人が、気になるカラダの臓器と言えばやはり肝臓ですよね。肝臓は「沈黙の臓器」と言われるように、自覚症状が現われにくく、気づいたときにはもう手遅れ…ということも十分にありえます。
 というわけで早期発見のためにも定期的な健康診断は欠かせません。
 そこで今回は、健康診断でわかる肝臓とかかわりの深い肝機能数値について、ご紹介したいと思います。


■ γ-GTP(ガンマ・ジーティーピー)
肝臓ともっとも関わりが深く有名なものはγ-GTPです。γ-GTPの正式名称は「ガンマ・グルタミルトランスペプチダーゼ」と言います。
 γ-GTPは、肝臓、腎臓、すい臓、ひ臓、小腸などに含まれている解毒作用に関係している酵素で、アルコールに敏感に反応します。このγ-GTPは肝臓や胆管の細胞が死んだときに血液中に流れ出すため、肝臓や胆管の細胞がどれくらい壊れたかを示す一つの指標になります。特にアルコール性肝障害や、胆石で胆道がふさがれたときに数値は上がりやすいと言われています。血液中にγ-GTPが流れ出ること自体が、カラダに悪影響を与えるわけではないのですが、γ-GTPがなぜ増えるのかということに注目する必要があります。γ-GTP値が高いと、それだけ肝臓などが破壊されている、という証拠になるのです。

以下、数値と疑われる病気について書いておきますので、参考にしてください。数値が100を超えた場合は、禁酒も覚悟し、病院にも行くようにしましょう。

10~50(成人男性)
 9~32(成人女性) 正常値。
(正常値より低くても問題ありません)
正常値の上限~100 アルコール性肝障害、薬物性肝障害、慢性肝炎、脂肪肝で多くみられる数値です。肝硬変、肝がんの可能性もあります。
100~200 アルコール性肝障害、薬物性肝障害、慢性活動性肝炎で多くみられる数値です。肝硬変、肝がん、脂肪肝、胆道疾患の可能性もあります。
200~500 アルコール性肝障害、閉塞性黄疸、肝内胆汁うっ帯で多くみられる数値です。慢性活動性肝炎の可能性もあります。
500以上 急性アルコール性肝炎、閉塞性黄疸、肝内胆汁うっ帯などでみられる数値です。

■ GOTとGPT
この2つは、どちらもタンパク質を分解してアミノ酸をつくる酵素で、GOTの正式名称を「グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ」、GPTの正式名称を「グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ」と言います。
 これらはほとんど同じ働きをするのですが、GPTのほとんどは肝臓に存在するのに対し、GOTは肝臓だけでなく、腎臓や赤血球、心臓や手足の筋肉などにも存在するという違いがあります。

これらは、肝臓に含まれる酵素で、肝細胞が壊れたり、細胞膜の透過性が増すことで、血液中に酵素が流れ出すことで、数値があがります。したがって、肝臓に異常があった場合は、ほとんどの場合両方の数値が上がりますが、GOTの数値だけが上がって、GPTの数値が上がらない場合は、心筋梗塞や筋肉の組織が壊れたなどが考えられます。

肝臓において、GPTとGOTの数値を比べると、脂肪肝や慢性肝炎の場合はGPTがGOTの数値を上回り、症状が肝硬変に進行すると逆転してGOTがGPTを上回ることになります。

正常値はGOTが8~40IU/L、GPTは5~45IU/Lです。これより低いからと言っても特に問題はないのでご安心ください。
 正常値以上100未満の場合は、慢性肝炎や肝硬変、脂肪肝の疑いがあるので要注意。また、ウイルス性肝炎の場合は、数値が100を越え、悪化すれば500を越える数値になることもあります。ここまでくれば立派な病気。絶対にすぐに病院へ行って治療を受けましょう。


手遅れになる前に、自分の数値がどれくらいなのか、自分の肝臓がどういった状態なのかを認識し、正常値を上回っている場合はきちんと病院に行くようにしましょう。そのときは禁酒も覚悟しなければならないかも知れません。そうならないためにも、日頃からアルコールの摂取量には注意しながら、「その時だけ楽しければ良い」ではなく、「いつまでも楽しくお酒を飲めるように」、自分で自分のカラダをいたわってあげるようにしましょう。


近年、喫煙人口と同じように全体的にお酒を飲む人の人数は減ってきていますが、女性の割合は増えてきていると言われています。また、女性はキッチンドランカーという言葉もあるように、男性に比べてアルコール依存症に陥りやすいそうです。それって、どうしてなんでしょうか。今回は、そんな「女性のアルコール依存症」について取りあげてみたいと思います。


■ 男性と女性のアルコールに対する体質の違い
「アルコール依存症」についての詳しい話は、以前のコラムを読んでいただくこととして、女性のアルコール依存症患者が増える理由というのはなぜなのでしょうか。

アルコールは肝臓によくないというのは周知の事実です。肝臓は「脂肪肝」→「アルコール性肝炎」→「肝硬変」という順番で序々に悪化していくのですが、男性が15年~20年飲酒を続けて肝硬変になるのに対し、女性はその3分の2程度のスピードで肝硬変に至ってしまいます。

その原因の第一は、体格の差です。当然個人差はありますが、女性の方が男性に比べて体重が軽いですよね。それはすなわち、体内の血液の量も少ないということ。ですから当然男性と女性が同じ量のお酒を飲めば、女性の方が血液中のアルコール濃度は高くなってしまいます。同じように、肝臓も男性に比べると女性の方が小さいため、同じ量を飲んだ場合のアルコールの処理スピードは、男性に比べて劣ります。

そして、もう一つの原因は女性ホルモンです。女性ホルモンである「エストロゲン」は、肝臓のアルコール代謝を遅らせます。月経前の女性はエストロゲンの分泌量も多いため、特に酔いやすくなっているので注意が必要です。

以上のような理由から、女性は元々アルコールには弱い体質であると言えるでしょう。


■ 女性がキッチンドランカーになりやすい理由
みなさんは、キッチンドランカーという言葉を知っていますか?これは、元々アメリカで使われはじめた言葉なのですが、料理に使っていたお酒を味見がてら飲んでいるうちに、その味にはまってしまいやめられなくなってしまう状態を指しています。一般的にはキッチンは女性が主に使う場所であり、お酒をこっそり手にすることも簡単な場所であることから、このように言われるようになったようです。

女性がアルコール依存症になるきっかけというのは、失恋や夫婦の問題、子育てなどの心理的なものが原因と言われています。また、毎日お酒を飲む女性の人数の割合は、年齢が上がるほど増えていきます。

男性は職場のお付き合いなどからお酒をはじめるのがほとんどですが、女性の場合はお付き合いの場合もありますが、一方ではそういった心理的な背景が原因でイヤな気分を忘れようと飲み始めるパターンも多いそうです。

特に、キッチンドランカーという言葉が指すように、専業主婦などはアルコール依存症になりやすいようです。平均的な例としてあげられるのは、ごく一般的な家庭の40代くらいの中流家庭の主婦です。他人から見れば、生活に苦労しているわけでもなく、幸せな家庭のごく普通の専業主婦がどうして…?と思うかもしれませんが、これが意外にストレスが多いのです。
40代と言えば、子どもも独立する年齢に差しかかり、育児も一段落する年齢。その分夫婦でゆっくりできればいいのですが、30代~40代と言えば年齢的にも体力的にも、男性が一番仕事で多忙な時期。特に趣味などを持たずに来た女性は、育児の時間がなくなった分、ひとりでの暇な時間が増えます。
そこで、趣味や自分が打ち込めるものが見つかれば、生活にハリも出てくるのでしょうが、それが見つけられない人は、ストレスを回避するためにお酒を手にするようになる場合があります。
男性のように、専業主婦は外で飲む機会も今までなかったけれど、だからと言って今さら外に1人で飲みに行くのも気がひける…。そんなことから、昼間こっそりひとりでお酒を飲むようになり、止めてくれる人もおらず、そのままやめられなくなってしまい、アルコール依存症になるというパターンが多いようです。

また、更年期に差しかかる年齢であることから、閉経やホルモンバランスの崩れによって、アルコールに対応しにくいカラダになっていることも問題です。

一つ救いがあるとすれば、女性はアルコール依存症になっても、男性に比べて症状が軽いということです。ただ、裏を返せば、それは男性に比べて早い段階で依存症に陥るので、カラダに悪影響が出る前に気づくというだけのことでもあります。症状が軽いからと言って安心するのではなく、その前にお酒を断つのがやっぱり一番です。

■ お酒が与える胎児への悪影響
また、女性の飲酒における問題は、アルコール依存症だけではありません。
お酒が好きな若い女性が特に注意しなければならないのは、妊娠中の飲酒です。タバコに比べて害は少ないし、少量の飲酒はカラダによいと言っても、お酒を飲むと、胎盤を通じて胎児にも母体と同じ濃度のアルコールが届きます。胎児にはアルコールを処理する能力がないため、早産や、障害を持つ赤ちゃんが生まれる確率もグッと高くなります。

さらにひどい場合は、胎児性アルコール症候群と呼ばれる症状を持つ赤ちゃんが生まれる場合もあります。飲酒の影響によって、精神や発育の遅れが見られます。特に妊娠初期3ヶ月の飲酒は奇形に、後期3ヶ月の飲酒は出産後の成長に大きな影響を与えると言われます。

「妊娠したらお酒をやめる」と言っていても、気づくのは妊娠後数週間~数ヶ月後ですから、その間にもどんどん発達していっている赤ちゃんの脳や器官には確実に悪影響を及ぼしています。
このような様々な理由から女性は特に、お酒には注意した方が良いでしょう。女のくせに…というような女性差別的な意味合いではなく、物理的に女性はカラダが小さくアルコールに強くないわけです。子どもが産めるのも女性特有のこと。女性であることということを大切にしましょうね。


皆さんはお酒を飲む時に何を一緒に食べますか?つまり「おつまみ」ですね。飲む時におつまみのことにまで気を配っていますか?実はお酒と一緒に何を食べるかによってアルコールの被害は大きく変わってくるのです。今回はそんな「おつまみ」についてご紹介しましょう。

■ おつまみのポイントは低カロリー、高タンパク
お酒をよく飲む人は、やっぱり肝臓のことが気になりますよね?アルコールを分解する臓器である肝臓の働きを活発にするのに欠かせないのはタンパク質とビタミンです。タンパク質は、アルコールによってダメージを受けた肝臓を修復したり、胃壁を保護してくれます。ビタミンはアセトアルデヒドの分解を促進してくれます。

高タンパクの代表的な食べ物と言えば、肉、魚介類、チーズ、牛乳、納豆など。牛乳やチーズなどの乳製品は、胃のアルコール吸収速度を遅くし、胃壁を覆ってくれます。こうした高タンパクなものは飲み始めに食べるようにし、その後は控えるようにすると良いですね。また、肥満防止を考えるなら、肉類や揚げ物よりも同じ効果を持つ牛乳やチーズ、魚介類を食べた方がいいでしょう。その他、代表的なおつまみメニューででいうと、イカ刺しや焼き魚、ししゃもなどもおつまみに適しています。


■ おつまみに、揚げものは良くない?
お酒を飲んでいると、脂っこいものが食べたくなったりしますよね。居酒屋のメニューなどを見ていてもわかりますが、揚げ物などの脂肪分の高いメニューが結構多いものです。ビールは特にそうなんですが、その苦味成分が食欲を増進させ、ついつい脂っこい味の濃い食品に手が伸びてしまいます。しかし、ここに問題が…。

アルコールには、もともと発ガン性があります。同じく、栄養豊富で食の現代化が進むにつれ、ガンを発病する人も増えています。特に、直腸ガンは日本人の食の欧米化によって増えているガンの一つ。直腸ガンは、食物繊維不足と動物性脂肪の摂取増加が原因としてあげられています。

鶏の唐揚げなどは動物性脂肪がとても豊富です。アルコールの発ガン性と高脂肪な食事との組み合わせでは、ガンにかかる可能性も当然グンとあがってしまいます。また、当然のことながら高カロリーなから揚げなどは肥満の原因にもなります。

揚げものを食べたいなら、飲み始めの頃に食べるようにしましょう。飲み始めなら胃を保護してくれる効果があるので一石二鳥です。しかし飲み進めてから摂る揚げものは、肥満とガンを呼び寄せてしまう原因になってしまいますよ。


■ おつまみには枝豆!
ビールと枝豆というのは、居酒屋でもご家庭でも、定番の組み合わせですよね。以前のコラムでも取り上げましたが、枝豆って、ビールのおつまみに実に適しているのです。

枝豆はマメ科ダイズ属の植物で、大豆になる前の種実を食用としたものです。ですから、大豆でありながら、成長した大豆にはあまり含まれていないビタミンCが豊富です。ビタミンCには、二日酔いの原因でもあるアセトアルデヒトという毒の分解を促進する働きがあります。他にも、アルコールを飲むことで不足してしまうビタミンB1や、大豆に豊富に含まれているサポニン(コレステロールや中性脂肪を減らす作用)、大豆イソフラボン(活性酸素を除去し老化を防ぐ作用)なども豊富に含まれています。

ご自宅で枝豆をゆでるときには、塩揉みしてからしっかりと洗い、さらにたっぷり目の塩湯でゆでましょう。ゆであがったら、氷水などにつけてすぐ冷やしてください。そうすることでキレイな色を保つことができます。

枝豆は、低カロリーで、栄養も豊富。ビールを飲むことで失われる塩分も補給することができるビールに適したパートナーですね。もちろん、同じ大豆から作られた納豆や豆腐などもOKですよ!


肥満やガンの原因にもなる脂っこいものは避けて、カラダのためにも適量のお酒と最適なおつまみをおいしく摂りましょう。おつまみのポイントは1.低カロリー 2.高タンパク 3.ビタミン豊富が基本です。


「アルコール依存症」という言葉は誰もが耳にしたことがあると思います。お酒を好きな人は、ちょっと気になる言葉ですよね。でも、定義は曖昧だし「毎日お酒を飲むけど、私は依存症じゃない」と思っていたり、自分に言い聞かせていたりはしませんか。しかし、日本人男性の2%はアルコール依存症と言われており、女性の割合も増えているのが現状です。今回は、そんな「アルコール依存症」について取り上げます。

■ アルコール依存症とは?
アルコール依存症とは、心理的、身体的にアルコールに依存する状態に陥っている病気のことです。長年大量のお酒を飲み続けた結果、お酒なしではいられなくなったり、我慢をすると激しい禁断症状が出たりします。健康を害し、仕事や日常生活が続けられなくなる場合もあります。ちなみに、慢性アルコール中毒(アル中)もアルコール依存症と同じ意味の言葉です。以前は、アルコール中毒という言葉が用いられていましたが、「中毒」という言葉が症状を適切に表していないことや、アル中という表現に侮蔑的な意味が含まれてしまっていることから、近年では「アルコール依存症」という表現が用いられています。

では具体的に、アルコール依存症とは、どのような状態を指すのでしょうか。

例えば、飲み出したら自分の意思では止められなくなったり、1回の量は少なくても、1日に何度も飲むようになると、心理的に依存している可能性があります。また、生活の中でアルコールが占める割合も大きくなり、お酒がなくなっても我慢することができず、アルコールを探しまわるといった行動を起こすこともあります。それが起きている間ずっと飲み続け、なくなったら買いに行ってさらに飲む…という状態が続くようであればもう末期的。これは連続飲酒発作という症状なのですが、こうなると、健康を害し、社会的にも経済的にも悪影響を及ぼすようになってしまいます。

一方、身体的依存というものもあります。過剰飲酒の結果、体内で生理的な変化が起こり、体内のアルコール濃度が下がれば禁断症状が表れるようになります。具体的には、不眠や吐き気、手や全身の震えや発汗などの身体的な症状、精神的には不安や焦燥感、抑うつ、イライラなどがあります。そしてそれがもっと悪化していくと、被害妄想や幻覚、幻聴、意識の混濁などを起こすようになります。

そんな状態は当然不快ですよね。でも、お酒をやめればそういった症状が表れるわけですから、そのお酒を飲まないことによって表れる禁断症状から逃れるためにまたお酒を飲む…という悪循環にはまることになります。


■ アルコール依存症の基準
アルコール依存症の診断基準にはさまざまなものがあります。現在は統一されていないのですが、大きく分けて2つの診断基準があります。 ひとつは以下の4項目が認められる場合、アルコール依存症と診断されます。

・アルコールに対する耐性の増加
飲酒量を増やさないと酔わなくなっているかどうかということ。もう少し詳しく言うと、お酒に体が慣れて今までの量では酔うことができないので、量を増やしていく…という状態になっていないかどうか。

・アルコールへの精神的依存
さまざまな理由で、体内からアルコールが消えることを恐れ、家庭や職場で隠れてでも飲酒していないかなど。

・アルコールへの身体的依存
お酒をやめたり飲まなかったときに、震えや発汗、動悸、不眠などの禁断症状が出ていないか。

・家庭や社会での問題飲酒
精神的依存と重なる部分もあるが、お酒が手放せない状態になっていないか。また、行き過ぎた場合は暴力など、周りに迷惑をかけるような飲み方をしていないか。

そして、もうひとつの診断基準は、ICD-10というWHO(世界保健機構)が指定するものです。過去1年間に以下の6項目のうちの3項目以上の該当項目がある場合は、アルコール依存症と診断されます。


・「飲酒したい」という強い欲望や切迫感、強迫感がある
・飲酒へのコントロールが困難である
・飲酒をやめたり量を減らすと、禁断症状があらわれる
・酔うために飲酒量を増やさなければならなくなった
・飲酒のために、他の楽しみや興味、趣味などに目を向けられなくなり、飲んでいる時間が長くなったり、酔いがさめるまでに時間がかかるようになった
・体や生活、家庭などに支障が出ていることを知りながらもお酒を飲む

お酒をよく飲む人は、上の基準に該当していないかどうか、自分の飲酒を振り返って確かめてみてください。


■ アルコール依存症を治すには?
アルコール依存症を治すには、残念ながらお酒をやめる以外の選択肢はありません。量や回数を減らせばよい、適度な飲酒は体によい、というのは健康な人の話で依存症の場合は完全にアルコールを断ち切らなければなりません。アルコール依存症の人にとってのお酒は、麻薬などと同じです。ドラッグ患者の人が「量も回数も減らしたから大丈夫」と言っていても説得力はありませんよね。

アルコール依存症は、それらの症状から、自分の体だけでなく、自分の周りに対しても悪影響を及ぼすことが少なくありません。自分の家族や大切な人が、自分のお酒のせいで悲しい思いをしているのなら「やめよう」と思えますよね。周囲の人の協力ももちろん必要ですが、結局は自分でやめようと本気で思わなければ、アルコールを断つことはできません。最後は自分で決めることです。アルコール依存症の疑いがある人も、「大丈夫大丈夫!」と思わずに冷静に自分を見つめて、少しでも病的な依存があると感じる場合は、速やかにお酒をやめるようにしてくださいね。

またどうしても自分では断ち切れない場合は、専門医に相談するとか専門の施設などに入所してアルコールと闘う必要があります。そうやって他人の力を借りなくてはならなくなる前に、自分で自分をコントロールし、アルコールに飲まれてしまわないように日頃から心がけておくことが何よりも大切です。


運動後やお風呂上がりなど、汗をかいた後に飲むビール。おいしいですよね。でも、実は、そこには危険が潜んでいるんです。一体、どんな危険が潜んでいるんでしょうか?

■ 喉が渇いた時に飲むビールの落とし穴
スポーツやサウナ、お風呂など、汗をかいた後のビールは爽快ですよね。ゴクゴクと爽やかな喉ごしでビール好きにはたまらない至福のひとときでしょう。しかし、そこに大きな落とし穴が…。

当たり前ですが、ビールは水やジュースとは違い、アルコールです。ビールに限らずアルコールにはもともと利尿作用があります。お酒を飲んでいない状態のときは、脳から腎臓へ、尿の量を調整するホルモンが出ています。しかしアルコールはそのはたらきを抑えてしまうため、尿の量は増えてしまうのです。だから、お酒を飲むとトイレに行く回数が増えてしまうんですね。ということは、汗をかいた後にビールを飲んで水分を補給したつもりでも、実際は、大半が体の外へ出てしまっていることになります。

特に、カリウムのが多く含まれているビールは要注意!他のお酒に比べてもビールの利尿作用は高いので、ビールを飲んだ結果、摂取した水分量よりも、尿として体の外に出ていく水分の方が多くなるという事態が起こってしまいます。汗をかいた分だけ体内は脱水状態になっているので、しっかり水分補給をすることが大切なのに、ビールを飲んでしまったら、ますます脱水状態になってしまうのです。


■ カラダの中の水分が減るとどうなるか
脱水状態、つまりはカラダの細胞内部にある水分が減ってしまう状態です。汗をかくことで細胞に水分が不足してくるため、脳がそれをキャッチし、「喉が渇いた」という状態を引き起こして水分を補給させようとするのですね。注目はここから!実はアルコールには、水分補給に役立たないどころか、さらに細胞の水分を勝手に細胞の外へ出してしまう作用があるのです。
みなさんも注射の前の消毒で、皮膚がスーッとする体験をしたことがあるかと思いますが、アルコールには熱を奪ったり、乾燥させる作用があります。それは体内に入っても同じで、アルコールを含んだ呼吸をすることで、のどや鼻などの、気道の粘膜を乾燥させることにもなります。実は二日酔いの頭痛の原因も細胞の水分が減ることにあります。脳の細胞の水分が失われ、脳がギュッと縮んで痛みを感じてしまうんです。細胞の水分が減ると、血液はドロドロになり流れが悪くなったりもします。お酒を大量に飲んだまま、水分補給をせずに寝てしまうと、血栓や動脈硬化になり、ヘタをすると死にいたることもあります。

「ビールは水と一緒だから…」なんて、水分補給をビールでしている人は気をつけてくださいね。やっぱり、ビールと水は別のもの。水分補給をするつもりでビールを飲んだ結果、脱水症状になった…なんてことがないように。お腹はタプタプになるかもしれませんが、ビールの後は、水や吸収のよいスポーツドリンクなどを飲んで、本当の意味で、カラダに水分を補給してあげましょう!



お酒が大好きなみなさんは、飲み過ぎ、二日酔い、千鳥足、記憶がないなどの経験があるのでは?これらはつまりは「酔っぱらった」状態なわけですが、そんな「酔い」にも脳の状態に分けた段階があります。アルコールで脳が麻痺してる…と考えるとちょっと怖くなりますよね?それが抑止力になればいいのですが…。

今回は、酔いの段階とそれぞれの症状、そのときの脳の状態などについて取り上げてみましょう。目安となるアルコール量は個人差がありますが、一般的な量として捉えてくださいね。


■ 爽快期
これは、ビンビール1本程度、日本酒1合程度、ウイスキーだとシングルで2杯程度飲んだ状態。酔いの症状としては、少し赤くなったり、陽気で楽しい気分になるなどがあります。


■ ほろ酔い期
これは、ビンビール1~2本、日本酒1~2合、ウイスキーをシングルで3杯ほど飲んだときの状態。ほろ酔い気分になり、理性がある程度失われ、赤くなった状態から体温が上がり、脈が速くなるのがこのほろ酔い期です。

■ 酩酊(メイテイ)初期
これは、ビンビール3本、日本酒3合、ウイスキーをダブルで3杯ほど飲んだ状態のこと。このころから、気が大きくなり、大声を出したり、怒りっぽくなったり、立ち上がったときにふらつくなどの症状が表れはじめます。
この、爽快期~酩酊初期の状態のときの脳は、理性をつかさどる部分である大脳新皮質の活動が低下し、本能や感情をつかさどる部分である大脳辺縁系の活動が活発になります。そのため楽しい気分になったり、怒りっぽくなったりと、感情の部分が表に出てくることになります。

■ 酩酊(メイテイ)期
これは、ビンビールを4~6本、日本酒だと4~6合、ウイスキーをダブルで5杯ほど飲んだ状態のこと。酩酊初期から、さらに進んで、歩こうとしても千鳥足になったり、吐き気や嘔吐が起こり、脈だけでなく呼吸も速くなり、同じことを何度もしゃべったりするようになります。
このときの脳の状態はと言うと、すでに小脳までマヒが広がっています。小脳がマヒ状態になったため、運動能力もおぼつかなくなり、千鳥足などの状態が起こるようになります。


■ 泥酔期
これは、ビンビール7~10本、日本酒なら7合~1升、ウイスキーをボトルで1本ほど空けた状態のこと。この本数や量を見ただけでも、そろそろ危険な匂いがしてきますよね。このころになると、立つこともままならなくなり、意識もはっきりせず、話している言葉もめちゃくちゃになってきます。
このときの脳は、小脳だけでなく、記憶をつかさどる海馬までもがマヒしています。翌日起きたときに記憶がとんでいるのは、海馬がマヒしているからです。海馬がマヒすると、そのときにやっていること、その場で起こっていることを記憶できなくなるため、翌日飲んでいたときの記憶がなくなったように思うのです。正確に言うと、記憶がなくなったのではなく、記憶することができなくなっているのですね。このことを、ブラックアウト、もしくはアルコール性記憶障害といいます。この現象が起こるようになると、あなたもアルコール依存症を疑ってみた方がよさそうです。

■ 昏睡期
これは、ビンビールで10本以上、日本酒なら1升以上、ウイスキーもボトル1本以上を空けてしまった状態のとき。
ここまで飲んだ経験がたとえあったとしても、もうその記憶はないかもしれませんね。ここまで飲んでしまうと、ゆり動かしても起きず、呼吸は酩酊期とは逆にゆっくりと深くなり、最悪の場合は死亡してしまうこともありえます。
この状態になるまで飲むと、脳のマヒは、脳全体にまで広がってきます。それによって、延ずいと呼ばれる呼吸をつかさどる箇所も危険な状態になり、やがて呼吸がなくなって、死にいたるわけです。

■ 最後に…
これを読んでいただくとわかるように、だいたい楽しく飲めるのは、酩酊初期くらいまでかと思います。健康にプラスの効果を発揮する飲み方でいうと、ほろ酔い期くらいの量です。
もちろん、体質など個人差はありますし、この飲酒量は、血中のアルコール濃度を参考に出した数値です。しかし、飲みすぎてしまいそうになった場合は、どの程度飲めば危険な状態になるのか、酩酊初期くらいの量を飲んだときに、このコラムを思い出してみてくださいね。


家庭やお店の食卓の隅に、ポツンと存在しているゴマ。特に塩や砂糖とは違って味が変わるわけではなく、どちらかというと風味を楽しむものですよね。そんなゴマは、古くからたくさんの健康効果があることが知られていて、お酒をよく飲む人にも、是非ともオススメしたい食品です。今回は、そんな「ゴマ」の効果をお届けしたいと思います。

■ ゴマの成分
ゴマに含まれる主な成分は、オレイン油、リノール油などの不飽和脂肪酸、カルシウム、鉄分、セレン、ナトリウムなどのミネラル、タンパク質、糖質、食物繊維、ビタミンB、ビタミンE、リグナン化合物など、たくさんの栄養素が含まれています。ゴマは、上記の成分から、高血圧や動脈硬化などの成人病の予防や、カルシウムや鉄分、ビタミンEの効果で疲労回復、貧血にもよいとされる食品です。

活性酸素が大量発生しがちな肝臓に対して、強い抗酸化能力を発揮します。脂肪分解や処理など、脂質代謝に深く関わっている肝臓機能を上昇させ、体脂肪の減少を促すよう働きかけるのです。また、血管の弾力性を向上させる作用もあり、血流を改善し、高血圧予防にも好適です。


■ お酒とゴマの関係
これらの栄養素の中でも特徴的なのがゴマ特有に含まれるセサミン(セサミノール)というリグナン化合物です。セサミン(セサミノール)には、抗酸化作用、つまり細胞の老化やガンを促進させる活性酸素が体内でできるのを防いでくれる働きがあります。アルコールによって負担を強いられる肝臓は特に活性酸素が大量発生しがちな臓器です。そのため、セサミン(セサミノール)の抗酸化作用は肝臓機能を上昇させ、脂質の代謝を活発にさせる作用があるのです。

また、血液中の悪玉コレステロールを減少させて動脈硬化を防いでくれる働きもあります。コレステロールの大半は肝臓で作られていますが、残りは食事から摂ることになります。食事から摂取したコレステロールは、小腸からリンパへ吸収されるのですが、その時セサミン(セサミノール)は小腸でコレステロールが吸収されるのを阻害し、コレステロールが便と一緒に排泄できるようにしてくれるのです。さらに、この働きのすごいところは、コレステロールの吸収を阻害しながら、体に必要な他の脂肪の吸収には影響を与えません。その上、通常はコレステロールの吸収を阻害されると、肝臓でのコレステロールの合成は促進されるのですが、セサミン(セサミノール)は、肝臓での合成を低下させる働きがあるのです。

そういったことから、ゴマはお酒をよく飲む人が気になる肝臓の働きを活発にして、肝臓の負担を軽くし、肝臓病や二日酔い、悪酔いの予防、対策にも効果があります。さらにはお酒を飲む人に不足しがちなビタミンB群も豊富に含まれていることから、お酒好きには、ゴマは欠かせない食品だと言えるでしょう。

■ ゴマの摂取方法
ゴマは、皮が硬いので、そのまま摂取するとうまく消化することができず、体の中を素通りしてしまって吸収することができません。ゴマの豊富な栄養素をたっぷり摂るためには、すりゴマにして消化吸収しやすいようにして食べるのがポイントです。ゴマ和えや揚げ物の衣、お鍋や付けだれの薬味として摂取すると良いでしょう。ただし、消化があまりよくないので、お腹を下しやすい人は、あまり食べ過ぎないように気を付けましょう。ゴマは小さいながらも意外に高カロリーなので、ダイエットを気にする人も、過食は控えたほうがよいでしょう。また、お店などでは、ゴマを自分ですりつぶすことが多いですよね。それは、ゴマが酸化しやすいためです。酸化を防ぐためにも、ゴマを煎ったりすったりする場合は、調理や食べる直前にするようにしましょう。


■ 活性酸素とは?
酸素が人間にとって必要なものであることは、周知の事実。「活性酸素」と漢字だけ見ると、酸素は酸素でも、体に有益な酸素みたいに思ってしまいそうですが、実はその逆で、活性酸素は、人間の体に攻撃をしかけてくる酸素なんです。もう少しいうと、体内に取り込んだ酸素が体内で燃焼されて、その酸素の2%が活性酸素に変身します。

酸化という現象をみなさんは、ご存知ですよね?リンゴをむいてそのままにしておくと茶色くなったり、金属が錆びたり、古くなった輪ゴムがすぐ切れるようになったり、黄金色だったはずのサラダ油も、何度か使うと黒くなったり…。それらはすべて活性酸素によって酸化してしまった現象です。酸素は必要不可欠なものでありながらも、体にマイナスな影響も与えてしまっています。

例えば老化。老化の原因=活性酸素と言われるほど、老化と活性酸素は深いかかわりがあります。人間の細胞は体内におよそ60兆個あると言われていますが、各細胞の一番外側を覆っている膜は、不飽和脂肪酸という油分でできています。サラダ油が黒くなったように、活性酸素は、細胞の膜の油ともしっかり結びついて、人間の老化を確実に進めていってしまいます。

活性酸素は、オキシドールと呼ばれる過酸化水素水のことなので、体にとってプラスな面もあるものの、老化だけでなく、さまざまな悪影響もあります。

・「肝臓」
…お酒ともかかわりの深い肝臓は、活性酸素が絶えず発生しているため、肝臓がやられだすと、疲れやすくなったり、やる気がしなくなったりの悪影響が。

・「肌のシミやそばかす」
…活性酸素は紫外線でも発生します。紫外線の影響で発生した活性酸素を除去するために、メラニン色素が分泌されるので、活性酸素が増えれば増えるほど、メラニン色素も増え、シミやそばかすができやすくなります。

・「血管が詰まる」
…活性酸素が、悪玉コレステロールを酸化させることで、酸化コレステロールを作りだし、血管内に付着して、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こしてしまう場合があります。

上記のように、いろいろと問題の多い活性酸素。それを除去するためには、どうすればよいのでしょうか。


■ 抗酸化物質とは?
活性酸素にはさまざまな問題がありますが、体内には、ちゃんとその活性酸素を除去するはたらきもあります。それが、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やカタラーゼ、グルタチオンなどの、スカベンチャーと呼ばれる活性酸素除去酵素の存在。そのはたらきを持つ物質を、抗酸化物質、そのはたらき自体を抗酸化作用と言います。しかし、体内のスカベンチャーは、年齢とともに減少していってしまいます。ただでさえ、活性酸素は老化を進めているにもかかわらず、年齢とともにスカベンチャーが減少すれば、ますます老化が進むことに…。そんな場合はどうすればよいのでしょうか。
活性酸素対策として、重要なのは、生活習慣の改善なのですが、抗酸化物質を多く外部からも摂取することによって、活性酸素を除去することができます。その抗酸化物質を多く含む栄養素は、ビタミンC、E、β-カロテン、ポリフェノールなど。

スカベンジャーは何種類も存在しているのですが、どれか一種類を摂ればよいというわけではなく、お互いの不足部分を補いながらより、パワーを発揮するという特徴があります。抗酸化物質を持つ動物性と植物性両方の食品を一緒にとることが重要です。


■ 日本酒の成分フェルラ酸
ここでようやく登場するのが、日本酒です。日本酒に含まれるポリフェノールの一種であるフェルラ酸という成分には老化を防止したり、抗酸化作用があります。このフェルラ酸は、SODと同じくらいの効果を持っていますし、大腸ガンの発生を予防したり、紫外線をカットし、シミやシワを防ぐ美肌効果を持っています。
従来は、化学合成でしか製造できなかったフェルラ酸ですが、近年では、天然の米ぬかから低コストで効率よく抽出する技術が確立され、食品、化粧品、医薬品原料としても大いに注目を集めています。

若さを保つためには、欠かすことのできないフェルラ酸。日本酒を多く飲む人は、体内にフェルラ酸が多く存在しているそうです。また、日本酒を多く飲む、東北地方の人は、他の地方に比べて、ガンで死亡する確率も低いんだそうです。

これから、忘年会やお正月などで、日本酒を飲む機会も増えることでしょう。適量飲酒は絶対ですが、少し、日本酒の持つさまざまな効果を思いながら、飲んでもらえたらなと思います。日本酒には、本当にたくさんの効果があるんですね。