-----数年後-----
アコ…お前は今どこで誰と過ごしてんの?
幸せ?
笑ってる??
俺はさ、お前が突然いなくなった日から、時が止まっちゃってんのよ。
今でもたまに、お前の顔や声が降ってくんの。
どっかにお前いないかなってまだ探しちゃったりすんのよ、無意識に。
でも仕方ないよ、自分じゃもうどうしようもできないんだもん。
楽なのにね、忘れられんなら。
自分でもびっくりしてる。こんな風に誰かを愛し続けることがあるなんて。
お前からの手紙もさ、まだ持ってんの、捨てらんなくて。気持ち悪いよね。自分でも気持ち悪いと思うもん。
でもあれよ?これがあったから、今の俺があるようなもんよ。
お前がさ、守ってくれたものを俺も守ろうって。…そうすることでしかやってけないんじゃないかな、もう。
俺とお前の終わりが無駄になるのだけは嫌だもんね。
だから笑ってるよ。
俺は、
これからも…ずっと。
I’m so sorry...
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こんな長編を最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。えー、自分でも驚いてます。
まさかこんな長編になるだなんて。
更には、こんな長編を自分が書き上げることができるなんて。
ひとえに読んで下さっている皆様、いいね!をくれたりコメントをくれる皆様のおかげでございます。
本当にありがとうございました。
Tell me why…。
歌詞を見ただけで切なくて。なのになぜ私はこの詞を物語にしようと思ったのか。
自分でも分かりません。
なんか浮かんだんですよね。
何かのきっかけで出会った、スーパーアイドル二宮和也とどこかの女の子。ラブラブだったその2人が、ある事をきっかけに一緒にはいられなくなってしまって、その面影を探し続ける二宮さん。…そんな大まかなストーリーが。
あとは思いつくままに書き進めていったんですけど、
1番悩んだのはやはり終わり方ですね。どんな結末にしようか…と。
勝手に歌詞の先を作ってハッピーエンドにしちゃおうか…とも思ったりもしたんですけど、やっぱり詞の世界観を変えるのは嫌だな…と思いまして。
このような終わり方になりました。
自分で書いといてなんですけども、最近二宮さんの笑顔を見るとなんか苦しくなります…f^_^;)この笑顔の裏にはもしや…なんて自分の想像の世界から脱せてないみたいです。
Tell me whyを歌っているお姿は…もう涙なしでは見られません。
そんな私の想像の世界に不本意にも引きずり込まれてしまった方がいらっしゃったとしたら、本当に申し訳ないです。本当、こんなお話書いといてなんですけども。ごめんなさい。
一応、今回でお話は終わりになるんですが、
二宮さんから、大切に持っている “アコからの手紙” をお預かりする事が出来ましたので、そちらを最後に公開致しまして【完】とさせていただきたいと思います。
長らくお付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。
mai.