「昔、インドで長者が50年間行方不明だった息子が家の前を通るのを見かける。息子はそこが実家だとは知らない。インドではアウトカースト・シュードラは見るのも汚らわしいとされ、息子は逃げるように立ち去る。

長者は息子を追いかけさせるが、息子は恐怖で気絶してしまう。長者は息子に、アウトカーストの者が行う、糞尿処理をさせる。息子は喜んでまじめに仕事に励む。長者は、息子に糞尿処理の仕事から徐々に難易度の高い仕事をさせていく。最後には、家の全財産を管理させる仕事をさせる。長者は臨終に際し、息子に全財産を相続させることを全員に知らせる。」  最重要なことは、仏教がアウトカーストを排除しないこととか、誰にも仏性があることを教えることなどでは無い。

人間は、他人の下僕として労働することを通じて、六根清浄に到ることを教えていること。