2023年10/14土曜日、京都亀岡夢コスモス園から戻り、病院へ。

心雑音のお薬が残り少ないのと、数日前から咳をするので見てもらいました。

聴診器で気になる音がありレントゲンを撮る事になりました。


レントゲンの後、エコー検査。

エコーを当てるところに塗るやつが気になる詩音。



診察結果は心臓肥大。

肺水腫の疑いあり。


利尿薬の注射。

利尿薬は身体の余分な水分、ナトリウムを尿で排出することにより、心臓のうっけつを改善し心不全の症状を軽くします。

肺水腫の場合必ず使用される薬。



先生が「あんまり長い時間検査を続けるとストレスによる心臓発作を起こす事もあるので今日はこれだけにします」。


え! いつ、どうなってもおかしくない状態なのを、先生の言葉で察する。


キャンと言ってそのまま……なんて事もあるらしい。




心臓に4つのお部屋があることをご存知でしょうか?

左心房・左心室、右心房・右心室とそれぞれ名前がついているのですが、ワンちゃんの心臓病でトラブルを起こすのは主に左側、左心房と左心室になります。

心臓の左側は、肺から流れてきた血液を全身へ送り出すというお仕事をしていて、肺→左心房→左心室→全身と常に同じ方向に血液が流れています

これは左心房と左心室、それぞれの部屋の境にある『僧帽弁』というドアが開いたり閉じたりすることで、逆流を防いでいるのです。

逆流による心雑音がでたのが5才4ヵ月の時。
その時からお薬を毎日飲んでいます。

心臓が大きくなっていると言っても、心臓全部がドーン!と大きくなるわけではありません。

大きくなることが多いのは左心房。時間をかけて少しずつ大きくなっていきます。

大きくなる原因は、先ほどお話した血液の流れが乱れる…逆流が起こるため。

左心房→左心室→全身へと流れる血液が、左心室から逆流して左心房へ行きつきます。

肺から来た血液と、左心室から逆流してきた血液でいっぱいいっぱいの左心房は徐々に膨らんでいくことに。これが心臓の大きくなるメカニズムです。

増帽弁閉鎖不全症。
キャバリアにとてもとても多い病気。

かなり肥大しているみたいで心臓の薬を増やし1週間様子をみることに。


1週間後再診予定。


またまた僕の頭の中はパニクってしまいました。





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