2022年10/15土曜日


「なぜ福崎に妖怪がいるの?」


兵庫県姫路市の北隣り神崎郡福崎町の妖怪ベンチ。

リアルな実物大の妖怪が居座る休憩所。


兵庫県神崎郡福崎町に妖怪たちがいる理由は、他でもない柳田國男氏が生まれ育った地であるからなのです。









柳田國男氏(1875 – 1962)は、日本民俗学を創始・確立に尽力した人物です。


その功績から“日本民俗学の父”とも言われています。

柳田國男氏は、全国各地に残された民話や伝承、妖怪や物の怪にまつわる言い伝えまでを文学に昇華させ、有名な『遠野物語』『妖怪談義』など数多くの著作を残しました。


著者「故郷七十年」。

ここに登場する河童『ガタロ』と弟『ガジロウ』と天狗のリアルオブジェが2014年に辻川山公園に造られ、JR福崎駅〜公園までの道中を賑わせる目的で妖怪ベンチプロジェクトは始まりました。


2022年は柳田國男先生の没後60年にあたるそうです。


⑤座敷童子(岩手県の妖怪)











④油すまし(熊本県の妖怪)






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