
演劇鑑賞会で、ミュージカル洪水の前を鑑賞しました。
舞台は旧満州の大連。柳条溝事件から満州事変、日中戦争、そして太平洋戦争と続く十五年戦争の正に直前。
ダンスホールの司会者ピンちゃんは、その不思議な空気を感じ取っていました。
ロシア人の主人を戦争で亡くした下宿屋の女将、イリーンスカヤ桃子は中国人の反日運動を批判し、中国財閥の娘張芳蘭は、日本人に扮していた中国人、安東泰と亡命を決意します。
軍靴の音が近づく中、自分たちの自由を求めつつ、現実と未来を直視しなかった若者たちが判断する道とは…。
いずみたくの音楽にのせて、日本版「キャバレー」とも評された日本版ミュージカルの傑作!
楽しく、美しく、エロチックな踊り。素晴らしい歌唱力の数々。
迫力のある、楽しい舞台に魅了されました。
特に、中国人の娘張芳蘭と日本人に扮していた中国人の男性との歌声が素晴らしかったです。
高市政権で戦争前夜の危険な日本。
92歳の知人が、「子供や孫が戦争に行かないように、まだ生き抜きます。がんばります!」
と言われ、感心しました。