クロスランドの美術館で伊藤若沖西陣織展覧会がありました。京都で命の輝きを追及して活躍した近世日本の画家です。西陣織に描かれた彼の絵は微細で、梅の花、鶏、魚たち、紅葉、白孔雀などとてもすばらしいものでした。着物も展示してありました。

DVD「NHKスペシャル、孤高の画家」も大変参考になりました。豊かな発想、好奇心、とてつもない理想をかかげて努力をする人。8600個のパーツを組み合わせた絵。江戸時代のデジタル画です。光の当たり具合で絵が変化する。当時は理解されず、1000年後の人に評価されると信じていたという。心の天才、心の叫びが描かれている。73歳の時、天明の大火で家とアトリエなどすべて失ったが85歳で亡くなるまで、絵を描き続けた。襖絵の裏に描かれた蓮の枯れた絵。ありのままの自然こそが美しい。蓮の芽吹きに京都の再生を願っている絵です。自分が書きたいものを書くことの崇高さ、どこまで深いのか、広がるのか、絵だけに自分のメッセージを話した人だった。生後300年、本物の絵を見てみたいものです。