一刻の猶予もない日本の財政危機について、長谷川慶太郎と財政史を研究している森本亮氏が大激論するという今日的な本である。
日本の財政は、年370万円の収入しかない人が、920万円ぐらい浪費している。借金は1億円近くあり、その利子だけで年100万円あるというようなものである。
だから、1年間に、270万円で暮せばよいのである。
2011年の予算編成も危ないという。藤井大臣が健康を理由に辞任したのも予算編成が不可能だとわかっていたからだろう。
今年は埋蔵金が11兆円ぐらいあるのでなんとかなるが、来年からは埋蔵金が減り、2013年には完全に日本の財政は破綻するという。そして後1年で国債は紙くずになるという。
「破産宣言をして、政治家や役人を大削減するべし」という森本氏と「破産宣言をしても事態を収集できる政治家が日本にいますか?」という長谷川氏は対立する。

子ども手当や高校無償化、農家の個別保障などばらまきで政権を取った民主党。この財政の危機の真の姿を国民は知り、対策を早急に取って行くように政府に提言していきたいものである。