こんにちは!ワンピースオンアイスにいってきたよ!!

 

いやいや、素晴らしいショーでしたよ!!

実は私、大ちゃんがでてないショー行くの初めて。びっくりでしょ。

 

なぜ行こうと思ったか!それはもちろん、昌磨君が初めて役を演じる舞台的ショーだからですよ!!!

大ちゃんの初めての役は義経でしたね。

昌磨君の初の役はルフィ。ご本人のイメージとかなりギャップがあって内心心配していたのですが

なんのなんのすっかりなりきっちゃって

さらに、やはり数々の偉業を達成してきたスケーター、

そこにいるだけでオーラがあります。舞台主演にふさわしいスケーターになられました!!

やっぱり大ちゃんの後継者は昌磨君しかいませんね!!

高橋大輔さんにあこがれて、高橋さんのような表現者になりたいと、公言するだけのことあって

表現者高橋フリークのこの私が、大ちゃんが出なくても昌磨君を見たくて来ているのですから

しかし、今回は実は昌磨君だけではなく、他にも多くのスケーターに目を見張りました。

まず本田真凛さん。実績的にはジュニアワールド金メダルのみでシニアではパッとしませんでしたが、

さすがナンバーワンをとった経験があるスケーターだなというか、

今回の主役って真凛さん?って思うくらい出番が多くて、

ほぼでずっぱり。しかも華があり、一人で滑っていても十分場が華やぎ魅せる力がある

立っているだけでも、「戦いをやめてくださーい!」と叫び続けるシーンではじんわり涙がでてしまいました。

演技力も十分です!

思わぬ収穫というか、十分ヒロインとしてやっていけるスケーターだったんだなとわかりました。

昌磨君の相手役、話題集めみたいに思われそうだけど、しっかり実力を見せつけてましたね。

二人のペアスケーティングはため息物でした。今回の目玉ですよね。

リアルカップルだからこそのオーラというか、発するものがあったように思います。

素敵でした!!!

 

そしてなんといっても、私の(?)友野くんです!!

やはり彼も表現者としての実力を見せつけてくれました!!

今回は友野君得意の明るく幸福感溢れた表現とかではなく、

反乱軍の闘士ということで、どんなふうに表現するか、ちょっと心配だったのですが

なんのなんの、スピーディーなスケーティングで縦横無尽にリンクを駆け抜け

その中に感情をのせていく、全身で表現していくスケーティングはやはり友野ならでは。

反乱軍のリーダーとての悲壮な決意がぐいぐい伝わってきて

新たな友野ワールドを堪能できました!!

でも、次回はこれぞ友野くん!!という役柄がくるとよいな!!

 

刑事くんのゾロもめっちゃかっこよくて、本当にゾロでした!

はまり役過ぎて驚く。ただただかっこよかった、の一言につきます。

長もの3本もってのたちまわり、みていてこわかったわ、大変だっただろうなと思う。

刑事くんも、大ちゃんの後を追って、大ちゃんのような表現者に、とそれを目指してスケートやってきて、

歌子先生に師事し、オリンピックにも出場して・・・

メダルには手が届かなかったけど、悔いないと引退されて。

やっぱりコーチだけじゃもったいないよね。せっかく身に着けてきた表現力。

それも、大柄なだけに、見栄えが凄くて。

luxeのナルシスも素晴らしかったけど、今回はさらに、刑事くんならではのアクションだったと思います。

ナルシスみたいなきめ細かな表現もできれば、こういうアクションもいけるのねっていうか、

こんな見栄えするアクションできるの刑事くんくらいじゃないかな。

誰にもない、大ちゃんにもない個性だと思う。

 

さらに、会場を盛り上げたのは、島田君のサンジなのではないでしょうか。

もう、アニメそのままの立ち姿に絶句です。

 

あのプロポーション、まさにアニメ。演技も、しぶいサンジからコミカルサンジまで、

もうそのものでただただ驚くばかり。

島田君も小さいころからその表現力を認められてきたスケーターですが、

岡山のDNA。これも私は大ちゃんの影響が大きかったんじゃないかと思う。

 

ていうか、刑事くん、昌磨くん、友野くんと、皆大ちゃんに憧れて、って公言しているんだよ

まさに、大ちゃんのDNA勢ぞろいって感じ。ここに三宅くんとかいたらもう最高なんだけどな。

(なんかの王子様役で。)

あれあれこれは・・・それこそ大ちゃんのいう、スケート版劇団四季ができちゃいそうですよ!

 

さらに、振付でも大活躍の吉野先生、彼関大ですよね。歌子先生だっけ?違う?

感動したわー、ペルの最後。涙涙・・・

彼をはじめ、PIWの皆さんも素晴らしい演技でした。

ウソップの織田さんも忘れてはいけない、いつも期待を裏切らない化けっぷり、ウソップそのものでした。

さらに、ボン・クレーの本郷さん。はまりすぎててこわい。ボンクレーをスピンを中心にした

スケートでこれ以上ないくらいに表現しきっていてなぜ本郷さんなのか納得でした!!

無良くんのクロコダイルも、迫力がありました!クロコダイルそのものでした!

氷艶シリーズと違い、出演はスケーターのみ、しかも現役もかなりの人数がでている

+アルファは声優さんと映像のみに絞っていて、 

今までの氷艶よりは採算よさそう?わからんけど

お値段設定も氷艶シリーズよりは安かった、はず。

つまり若い人向け!!ですね!!

確かに来ている観客を見回すと、大ちゃんのショーに比べ、若いです(笑)

まあ、昌磨くんのファンがターゲットなんだろうから、あたりまえか。

 

大ちゃんももう40目の前にきているし、次代のスターを育てないといけないですよね。

今回のワンピースオンアイスに、舞台型アイスショーの未来を見た、といったら言い過ぎでしょうか・・・・

 

ところで、こうした舞台型アイスショーの分野を切り拓けたのは、

やはり大輔君あってこそ。大ちゃんがいなかったら生まれていなかった文化だと思う。

大輔君が現役時代、氷上で数々の物語を表現して魅せてきた、その積み重ねの果てに、

氷艶という舞台が生まれた。

そして大ちゃんが氷上で見せてきた数々の演技に触発されて、

小さいころから表現にこだわって育ってきたスケーターが今、こんなにたくさん存在し、それぞれが素晴らしい成績を収めてきた。

 

昌磨君はアスリートとしての業績はすでに大輔君を超えています。

けれど、表現者としては、正直大ちゃんに比べればまだまだこれから。

そういう意味では、織田さんや刑事くん、荒川さんなど、大ちゃんと同じショーで

経験を積んできたスケーターの方が表現力という面では一日の長があるなというのが正直な感想です。

これから、たぶん引退後、大ちゃんと一緒に舞台型ショーの経験を積むことで、どんどんその可能性を開花させていくと思う。

二人が一緒にその舞台に立ち、互いに影響しあい、進化していくのを是非見たいと思います。