一昨日9月4日の朝日新聞朝刊に、私が代表をしているNPO法人「ら・し・さ」が作成した「ラスト・プランニングノート(525円)」が取り上げられた。
生活面の「備える」欄・・・人生のエンディング②
「将来の設計 死後まで」・・延命治療の意思、葬儀方法など記す・・とタイトルをつけている。
記事のなかで
「エンディングノート」は、万が一の時のため、葬儀や墓の希望など家族や周囲にあてて自分の意思を書き込んでおく冊子。
ここ数年広がり、様々な種類が出回るようになったとあり、
大阪市に本部があるNPO法人「ニッポン・アクティブライフ・クラブ」のエンディングノートのこと、
我がNPO法人「ら・しさ」の「ラスト・プランニングノート」については事務局長でファイナンシャルプランナーの山田静江さんが紹介され、彼女の意見が載せられている。
●「ノートを書く時期は早ければ早い方がいいが、定年前後が財産や付き合いを「棚卸し」する時期としていいのでは」
●「財産は残らない事はないし、死後の処理は誰かがする。迷惑をかけないことはあり得ない」
●「だからこそ事前に「よろしく」と言っておく必要がある。判断できるうちに書いて、内容を伝えて」
●「老後の不安は、正体が分からないから。書きだしてみて不安の中身が分かれば安心するし、その後の人生も楽しめます。」
私は朝日新聞を購読していないので、4日朝9時ごろ近くの三軒茶屋駅の新聞売り場へ行って買ってきた。
この記事の影響で今日はどのくらい「ノート」の申込があるのだろうかと思いつつ、夕方MLを見るとさあ大変。
ざっと150件くらいあって、0時ごろ一段落する頃までには250件ほど。電話からの注文が約160件との事。
作日も朝から続々とML約200件/お電話約140件とか。
受付担当は大童。朝日新聞の影響力を体感する。
発送担当も在庫を増やし、発送資材も大幅に注文して作業は月曜日となった。
われわれファイナンシャル・プランナーは、相談者お一人お一人によって異なる価値観、人生観を聴き出しつつ、その方の人生設計(ライフプラン)に応じた必要資金を想定したり、準備方法の選択肢をご提案するが、その方のご希望が大前提となる。
耳を澄ませて相談者の真意を掬い取り、被相続人の相続人に対する感情を理解した上での提案でなければ行動に移してはもらえない。
これまで一種のタブーとなっていた「死への準備」が、実は一人の人間の一生を確定する最大のイベントである事に人々が気づき始めたのだ。
自分と言う人間を完結させる聖なる行事・イベントとして「死」を受け止めることが出来るようになってきたのである。
「団塊の世代」と呼ばれる「大量の人」が、それなりの「資産を保持」し、「自分の意志を通すだけの費用」を準備できるようになったことも、世の中への意思表示が活発になった要因であろうと思われる。
今朝の事務局からの連絡を見れば、
早朝3時頃の時点で
メールによる注文・・・・・268名
ファクス注文・・・・・・・1名
電話注文(2日間)・・・・249名
計・・・・・・・・・・518名 と言う事であった。
