赤提灯を見ると、夜な夜な縄のれんに
吸い込まれるご同輩の多いことは、
今も昔も変わらないことと思って
いました。
『飲みにケーション』なんて言いながら、
上司が部下を引き連れて、飲み会をする、
なんて当たり前のこと、と思っていました。
さにあらず、パワハラの温床になっている、
ような様相を呈してきているようで、
それにも増して、酒を嗜まない若者の増加
も目を見張るものがあります。
ビールの売り上げを見ても、
『梅雨が長引いた為』だとか、
『冷夏の影響か』とかで消費量は右肩下がり。
人の動向は物価にかなり影響されるようです。
１番の要因は、ベビーブーマーの高齢化に
あるように感じます。
そんな訳で、『酒場』という日常の情景が
演歌の世界で展開されるや、
懐かしい風物詩となってくるんですね。
四方章人さんと、村上幸子さんの為に
書き下ろした『酒場すずめ』は
ちりめんビブラートの優しい声で
歌うと哀愁があっていいよね〜
との思いで書いた作品です。
北海道キャンペーンに同行して、
『柳ヶ瀬ブルース』でお馴染みの作曲家
宇佐英雄さんの奥様が経営する岩見沢の
クラブに伺ってキャンペーンをした折、
さっちゃんが倒れてしまいました。
その頃から、癌が身体を蝕んでいたのでは、
と推測できるのですが、残念なことをしました。
大変評判も良く、さっちゃんの代表曲に
名を連ねることが出来ました。
後に、和田青児さんがリメイクしてくれて
『歌は生きている』の信念の元、
『さっちゃんの歌が生き返ったよ』と感謝
したものでした。
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『我らが母校日本大学』だよね！