寺山修司ワールドの本番を終えて | 松原愛の歌ってチャッピー

松原愛の歌ってチャッピー

歌ってハッピーになりましょう♫

皆で創った舞台が終わりました~

なんと言っても、達成感は素晴らしいものです。

朝10時に深川江戸資料博物館小劇場に到着です。

私の楽屋は、浅利香津代さんと同じお部屋。

日芸の大先輩とご一緒しました。

先輩の生い立ちや、芸歴などお話し頂き、ご苦労をひしと

感じました。

そして、11時から二部『狼少年』の場当たりや効果音

や音楽などのきっかけ合わせをしました。

13時には、元演劇実験室、天井桟敷の新高けい子さんの到着。

13時にお昼休みで昼食を済ませてから、13時半からは、

新高けい子さんと、『寺山修司が愛した女優』の著書を書かれた、

元日刊ゲンダイの山田勝仁さんと、

オープニングと第一部の『舞台で演ずるパフォーマンス』

のきっかけあわせをしました。

そして、15時半から本ゲネに入ります。いわゆる通し稽古ですね!!

17時に本ゲネを終えると、18時に西舘好子さんの到着。

簡単な打ち合わせを終え、19時から、いざ本番です。

私はカゲアナと、一部の司会。

新高けい子さんと山田勝仁さん、そして西舘好子さんとの対談。

新高さんの素敵な朗詠を拝聴し、子守唄協会の理事長でいらっしゃる

西舘さんのお話をお聞きして、とても暖かな気持になりました。



御歳80歳とは思えない、若々しいお声と美しさドキドキの新高さん。



寺山修司の、ふるさとと母への思い。

『もしかしたら、わたしは憎むほど、故郷を愛していたのかも

しれない』と寺山修司が言っていたことがうなずけました。



そして、10分間の休憩をはさんで、いよいよ『狼少年』

の本番です。私はナレーションと狼少年の母親役であるモモという

ばあさん役です。津軽三味線を抱えて、いつも深酒を食らっている

おんな。過去に子供を捨てたことへの苦悩にさいなまれています。

そんな中、狼少年が、少女を愛して村に戻ってくる。

こともあろうか、サーカスの一座のばあさんモモの赤い帯を

少女の為に盗もうとしたとき、狼少年は、母親であるモモに

銃で撃たれてしまうのです。

なんてひどい母親でしょうか、モモばあさんは、二度も

子供を殺す事になろうとは。

盲目のイタコ演ずる浅利香津代さんが、ずうずう弁で語ります。

まさに寺山修司の世界が、朗読劇でよみがえります。

哀しい子守唄『もっこ』にのせて、フィナーレとなりました。

多くの皆さんにご来場頂き、本当にありがとうございました。

舞台の興奮覚めやらず、友人が沢山駆けつけてくれて、

本当に心強く思いました。歌のライブの時でも、

達成感がありますが、それ以上に仲間と語り合えた喜びが

蘇ってきます。

本当にありがとうございました~





舞台監督を努めてくれた、後輩の本多さん、お疲れさまでした~



タカさんからの大きなお花ともえぎ野クラブ(カラオケ会)

からのお花は、とてもうれしかったですね!

金原亭世之介さんからのお花、友人の親子ちゃんからも~

そして、おりも政夫さんからのふわふわのシフォンケーキに、

鈴木さんからのご祝儀などなど、感謝に堪えません音譜


本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでしたヾ(@°▽°@)ノ