土曜ドラマ「ボーダーライン」http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/sp/6000/184489.html
24時間絶え間無く続く救急現場の過酷な現場。
御嶽山の今の現状そのもの…。
なんか改めて凄いと思いました。
私も4年間、24時間体制の救命センターのある病院に勤務していたので、当直ではいつも救急隊員が担架で患者さんを運び入れる姿を横目で見ながら、コールがかかって私は救急の患者さんの検体を取りに来ていました。
当直の夜勤では夜通し5分~10分おきに当直用医療用ピッチ(PHS)で呼ばれていました。
だから夜勤入りたての頃、当直ではカップラーメンは絶対ダメだよと言われてました。
3分以内に呼ばれる可能性があるからです。
飲食もできないくらい、忙しい事もしばしば…。
検査をしていて、この患者さん今日急にヘモグロビンの値(血液の濃さ)低くなっているな~。
医師に連絡すると、輸血のこともしばしば。
あと血液検査の値がパニック値だとすぐ担当医師に連絡です。
術中に大量の出血で輸血で足りないと、血液センターに夜中でも電話をして、発注し、持ってきて貰います。そんなのは日常茶飯事。
それから患者さんの血液と輸血する血液が適合するかの検査(クロスマッチ試験)を試験管で手技でし、適合であれば看護師に取りにきて貰います。
私達の仕事はアバウトであってはいけません。常に確実でなければなりません。
だから仕事をアバウトにしている人は全く尊敬できないです。
それが不適合だと患者さんがその輸血の拒絶反応を起こし、死に至る事になります。
血液パックを渡す際、取りに来た看護師とで輸血する血液型と患者さんの名前をお互い口に出し間違いないかチェックし、間違いなければお互いのサイン(印鑑)を押し、その用紙と一緒に持って行って貰います。
それを一秒一刻も早くしないといけないプレッシャーもあり、それが終わるとホッとします。
ホッとするのも束の間、またすぐコールがあることも。
緊張の連続です。
仮眠してもすぐ頭の上に置いてあるピッチが鳴ります。
ビクッとしていつも飛び起きてました。
だから靴は仮眠してても、すぐ履けるクロックスが便利で、ドクターも履いてました。
当直の時は常に救急車のサイレンが頭から離れず、そんな状態になったこともしばしば。
あと、病棟からも急変した患者さんの検体が出てきて、病棟の看護師が検査室まで出しにきます。周産期医療センターもあったので、出産直後のベビーの検体も時間帯関係なく検体は出てきます。
あの頃は大変だったけど、やりがいあったし、大変なことしていたな~って思います。
命に携わる仕事は責任はありますが、こんな私でも自分が人の命のお役に立てられるのは嬉しいし、やりがいがあります。
この仕事をしていて良かったと思う瞬間でもあります。
医療行為とは、人間がいる限りなくてはならない存在だからです。