鉄骨が剥き出しになっていて
コンクリートが続いてる。
綺麗に整備されている砂利
無機質なようで無骨で
人の手が加わっているけれども
芸術とか美術からは程遠い
だからといって自然が作り出した
ものでは、明らかにちがう。
そういうことを表現するに
相応しい言葉が
見つからない時
いつも、
手短に端的にわかりやすい
言葉を当てはめてきた。
そういうことを
繰り返しているうちに心の内側が
何を思って感じていたのか
わからなくなっていた。
わたしは説明が下手だ
本当に本当に伝えたいことを
伝える言葉の術がない。
だから
わたしはいつも
わたしは馬鹿だと思ってきた。
馬鹿だから手短に端的に
わかりやすい言葉を選んで
それらしくする風を身につけた
それが
心底、ほとほと嫌になった。
嫌だなぁって感じることができて
よかった。
そして、これからは
もう自分のことを馬鹿だと思わない。