がん教育 | はやママのブログ「神経内分泌腫瘍術後14年目」

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神経膵内分泌腫瘍、10万人に5人の病気になり、手術から現在に至るまでの記憶を残します♪
最近は病気に関係の無いことが多く出てきます。
術後9年目突入です。
なお、アメンバーはblogのやり取りがある又はメッセージを頂いた方に限ります。


がん教育について考える会にボランティアで行ってきました。
パンキャン支部長の石森さんに誘われてお手伝いに。

2020年から小学校や中学で始まるそうです。文科省から下りてくるらしい。
「がん教育」ってとても難しいと思います。数年前に体育の授業に「ダンス」が必須になったのとは訳が違う。

私も最初この「がん教育」を聞いたときに、単純に「あー大切なことだよねー」と思いました。
でも色々考えてると、患者母親の立場で考えるようになります。

うちの場合6歳差の兄弟です。

長男は生後6ヶ月で母親から離され、約10ヶ月母親がいない生活が普通でした。
今の長男は「お母さんは病気で手術してお腹に傷がある。ずっと病気のことで病院に通っている」ということは理解しています。
でも希少がんとか、将来再発して抗がん剤や手術をするかもしれない。命が関わるかも知れないとまでは伝えてありません。

だから「がん教育」を聞けば何かしらピンと来ることがあると思います。

彼がどのように受け止めるかは分かりませんし、その時の私の状況によって対応の仕方も変わると思います。

問題は次男です。
当たり前ですが、次男は何も知りません。
でもこれからおしゃべりするようになれば、「お母さんのお腹の傷は何?」ってなりますよね。
私は隠すつもりはありません。
「これはね、ひとつは君を産んだ時の幸せな」傷。もうひとつは、病気に勝って元気になった印だよ。なんにも怖いことじゃないんだよ」というつもりです。

そして、怖いことは、長男が「がん教育」の授業で聞いてきたことを次男に変な風に次男に言ってしまわないかということ。
長男が普段そんな変なことは言いませんが、怒った拍子につい「お前が生まれたせいでお母さんが病気になったんだよ」とかそれに近いような発言をしちゃうのではないかと、不安になります。
考えすぎだとは思うけど、「がん教育」を進めていく教育委員会の人にはその対象学年の児童生徒のことだけでなく、その家族のことも考えた上で進めて頂きたいと思いました。
どこまで配慮しても仕切れないと思うけど、そのような考えを持った人とそうでない人では出来高も変わってくると思います。

どのように始まって行くのかとても興味深いけど、不安も入り交じり。
教育委員会の方や、議員さん、大学病院の先生(名簿見たら今の主治医でビックリ。向こうもビックリ(笑))、地域の病院の看護師さん、保健師さん薬剤師さん、遺族、患者など様々な人が集まりました。
私は医療者ということは伏せて、患者母親としての気持ちを伝えさせて頂きました。
どうか、いい方向に進みますように。

そして話は全く代わりますが、また牡蠣行って来ました。
5人で蒸し牡蠣12キロ?食べました。
写真は生牡蠣。
カキフライも美味しかった。
誰か一緒に牡蠣行きませんか(笑)?

そして今日は出勤して15分。
託児所からお迎え電話ガーン
38、9度言われたけど、小児科連れてったら37、6度。
…。そりゃ熱が無いわけじゃないから、いいんだけどね…。
仕事させてくださーーーーーーい!!!!

ネクタイ付けられて激怒猫チュー

あ、そして県内で初めてガストリノーマの人にお会いしました。お互い県内で同病者にあうのは初めてでした。