術後1日目、2日目(平成23年5月31日~) | はやママのブログ「神経内分泌腫瘍術後14年目」

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神経膵内分泌腫瘍、10万人に5人の病気になり、手術から現在に至るまでの記憶を残します♪
最近は病気に関係の無いことが多く出てきます。
術後9年目突入です。
なお、アメンバーはblogのやり取りがある又はメッセージを頂いた方に限ります。

三年前のことなので思い出せる範囲で書きます。
術後1日目。
ICUの窓が少しずつ明るくなり何とか朝を迎える。
とにかく一晩長かった。
朝から、ICU専属の医者が数人と外科チームの先生達が様子を見にきてくれる。
まだ会話をする気力が出ないが、何とか返事はする。
昼間は看護師さんが、身体を拭いてくれ、口腔ケアや着替えと、とにかく身の回りの事を全てやってくれる。

術前は、『大変だけど直ぐに歩けるでしょー』と早期離床に意欲的で安易に考えていた。
しかーし…実際は横を向くこともしんどい…自動ベッドだから起き上がれるものの、自力では無理。とてもじゃないけど動けません(笑)

ICUはテレビが無料だったので、とにかく1日テレビを見て過ごしたけど、しんどくて直ぐにベッドを下げる始末。
本当は1日目に一般病棟に戻る予定だったけど、ICUにまたお泊まり。
のちのち病棟で聴くと、ICUにその時いた患者は私を含めて三人!!だけだったらしい。
病棟の看護師さんが、ICUに患者さんがいなくなっちゃうからもう一泊ICUになったんだよ。と話してくれた!!
幸か不幸か良くわかんないけど、手厚い看護を受けさせて貰いました。

ひとつ辛かった事は、硬膜外カテーテルから入れてる麻酔が合わなかった…。二日目に、もうギャッチアップしただけで気持ち悪いと言うか…耐えれず、絶対にこのせいだから抜いて!!と申し出る。
案の定抜いたらスッキリ!!
でも痛みがハンパナイ!!
二日目からは痛みとの対決だった。
しかも閉鎖ドレーンが4本。
このうちの一本を看護師さんが、排液後に陰圧をかけたら、その瞬間メチャメチャ痛い!!
えっ…なにこの痛さ。直ぐにナースコールを押すと看護師さんが、飛んできた!!
師長も来て、『陣痛とどっちが痛い!?』と聞かれる。
『陣痛より痛い~』と苦しむ。
冷静に考えたら陣痛の方が痛いんだろうけど、とにかく凄まじい痛みがあった。
直ぐに外科の医者が来てくれた。
『圧力をかけすぎたんだろうねー。ごめんねー。でも引かないと駄目だから少し圧力かけるよ!!』と。
確かに痛みが無くなった。
ひと安心。

そうそう、ICUは携帯も使えないからとにかく暇。テレビしかない。
まぁ元気な人がいる所じゃないから仕方ないけど。
二日目もお泊まりして三日目に一般病棟へ。