東洋医学の数千年に及ぶ「ツボ療法」は、肩こり・腰痛・ストレスなど、

 

 

日常の不快な症状の改善や痛みの緩和に役立ちます。

 

 

体(身体)には、たくさんのツボが点在しており、手軽にツボ押しが可能です。

 

 

ツボとは、体の不調やゆがみを、正常な状態に戻す「調整点」のことです。

 

 

 

 

 

 

今回のテーマは「男女」のツボです。

 

他人には相談しにくい、生理痛や性機能障害などに効くツボを

 

➀女性と②男性、2回に分けて説明して行きます。

 

今回は、女性のツボです。

 

 

 

女性とは

 

一般的に女性とは成人した女の子を指す。日本では二十歳を超えたら女性、十代までを女の子と呼ぶのが一般的である。

・1~6歳「幼女」・7~19歳「少女」・20歳~「女性」「婦人」

女性の場合、思春期に卵巣が発達し、女性ホルモン分泌が増え、第二次性徴が出現する。乳房の発達が始まる(乳房のタナー段階II)ことで思春期に入るため、この時点で思春期に入った事に気づきやすい。次に、女性器が発達し始め、陰毛・腋毛が生え始める。身長の伸びがピークを迎えた後に皮下脂肪が急速に増大。そのため、女性は肉付きがよくなり、体つきが丸くなる。よって、明らかにお腹周りが太ってくる。

これは、赤ちゃんを産むためにそなえているものだが、腰回りがふくよかになる。思春期開始から初経の1年以上前は大人の体型への変化し始めで骨盤がまだ前傾傾向(女児型)のままで子供の体型に近いが、初経を挟む前後1年間に急激に体型が変化し、骨盤が直立傾向(女性成人型)に転換し始め、腹がまっすぐに尻が大きくなり始め、初潮の1年後以降に骨盤が直立傾向(女性成人型)となり、腰がくびれ、大人の体型に近くなる。

 

引用元:女性- Wikipedia

 

 

 

 

 

 

女性・婦人科系の症状に効くツボ

 

 

婦人科系の症状を、3つに分けて説明して行きます。

 

 

1⃣ 生理痛  ⇨ ➀三陰交 ②血海 ③関元 ④次髎 ⑤合谷

 

2⃣ ホルモン ⇨ ➀三陰交 ⑥胞肓 ⑦足三里 ⑧太衝   

 

3⃣ 冷え症  ⇨ ➀三陰交 ⑨気海 ⑩志室 ⑪寒府 ⑫復溜 

 

 

 

1⃣ 生理痛

 

 

三陰交(さんいんこう)

 位置:下腿部の内くるぶしから4横指上の部分にあるツボ。

 効果:女性の特効穴、生理痛、冷え性、むくみ、膝の痛み、不感症など。

 

血海(けっかい)

 位置:膝の皿の内側上端から親指幅2本上の部分。

 効果:血の道症の改善、生理痛、生理不順、頭痛、めまい、むくみ、不眠など。

 

 

 

 

 

 

関元(かんげん)

 位置:下腹部のおへそから、親指幅3本分下の部分。

 効果:丹田のツボ、泌尿器系の疾患、冷え症、胃腸の疾患、精力減退など。

 

次髎(じりょう)

 位置:骨盤の仙骨部、上から2番目に触れるくぼみ部分。

 効果:泌尿器系の疾患、生理痛、イライラ、冷え症、下腹部の痛みなど。

 

 

 

 

 

 

合谷(ごうこく)

 位置:人差し指と親指の骨が合流する部分から、少し人差し指側。

 効果:痛みの万能のツボ、生理痛、頭痛、歯痛、疲労倦怠感など。

 

 

 

 

 

 

2⃣ ホルモンバランス 

 

 

胞肓(ほうこう)

 位置:骨盤の仙骨部、2番目のくぼみから親指幅1本半外側の部分。

 効果:生殖器系の症状、下腹部の痛み、冷え症、頭痛、腰痛など。

 

足三里(あしさんり)

 位置:膝関節の外側、膝の皿の下から4横指下の部分にあるツボ。

 効果:無病長寿のツボ、冷え症、胃痛、頭痛、のぼせ、食欲不振など。

 

太衝(たいしょう)

 位置:足の親指の3番目の骨(第1中足骨)と第2中足骨の間の踵寄り。

 効果:泌尿器系の症状、下腹部痛、冷え症、めまい、腰痛など。

 

+➀三陰交(さんいんこう)

 位置:下腿部の内くるぶしから4横指上の部分にあるツボ。

 効果:女性の特効穴、生理痛、冷え症、むくみ、膝の痛み、不感症など。

 

 

 

 

 

 

3⃣ 冷え症

 

 

気海(きかい)

 位置:下腹部のおへそから、親指幅1本半下の部分。

 効果:丹田のツボ、消化器系の疾患、呼吸器系の疾患、精力減退など。

 

志室(ししつ)

 位置:腰部の第2腰椎の両側、真ん中から親指幅3本分外側の部分。

 効果:冷え性、腰痛、足腰のしびれや痛み、疲労、不感症など。

 

 

 

 

 

 

寒府(かんぷ)

 位置:膝の下の突出した骨の前下方のくぼみから4横指上の部分。

 効果:冷え性、膝の痛み、こむら返り、膝の血行促進、坐骨神経痛など。

 

復溜(ふくりゅう)

 位置:下腿部の内くるぶしから3横指上の部分にあるツボ。

 効果:冷え性、手足のむくみ、耳の痛み、歯の痛み、熱中症、など。

 

+➀三陰交(さんいんこう)

 位置:下腿部の内くるぶしから4横指上の部分にあるツボ。

 効果:女性の特効穴、生理痛、冷え性、むくみ、膝の痛み、不感症など。

 

 

 

 

 

 

ツボの押し方と注意点

 

 

写真を参考に、ツボの位置を確認して、その周辺を指で軽く押します。

最も感覚が敏感になっているところが、あなたにとってのツボになります。

 

ちょっと痛いけど・・・くらいの力加減でツボを刺激します。

 

ツボ押しは、力を入れる時に息を吐き、力を抜く時に息を吸います。

ひと押し3~5秒を目安に、5~10回繰り返します。

 

皮膚の弱い方は、押しすぎに注意しましょう。

 

いつもと違う症状が改善しない場合は、医療機関への早期受診が大切です。

 

 

 

女性特有の香りについて

 

女性には特有の甘い香りが発生することが判明しており、そのニオイの正体は桃やココナツなどの香りの構成成分と同じラクトンC10ならびラクトンC11という化合物である。このラクトンは男性が「女性らしさ」「若々しさ」「魅力度」を認識する要因に深く繋がることが確認されており、視覚との相乗効果で女性に関心を持つ確率も高くなることが研究結果で明かされている。

またこの甘いニオイは10代と20代の女性から多く放出されており、30代以降はその年齢層より減少し、「曲がり角」となるニオイの放出限界の時期が35歳であることも同時に明かされている。

引用元:女性- Wikipedia

 

 

 

女性のセルフケア

 

 

下腿部(ふくらはぎ)には、女性の特効穴=「三陰交」やたくさんのツボが

点在しており、手軽にツボ押しやマッサージが可能です。

 

日頃から運動やストレッチを取り入れ、下腿部の血液循環や筋肉の筋緊張の

緩和を図ることで、女性特有の冷え症などの予防に繋がります。

 

無理なく、継続できる運動やストレッチを取り入れましょう。

足関節の運動と下腿部のマッサージが簡単で効果が期待できます。

 

 

 

 

 

 

足関節の運動

 

 ふくらはぎを刺激することで、むくみや冷え性の改善が期待できます。

 踵の上げ下げと足関節の回旋運動。

 

 

 

 

 

 

下腿部のマッサージ

 

 足関節の運動と同様に、むくみや冷え症の改善が期待できます。

 ふくらはぎを「さする・つまむ・おす・もむ」ツボを刺激する。

 

 

 

 

 

 

東洋医学では、体を構成し循環している「気・血・水」という概念があり、

体の不調の原因は、「気・血・水」の乱れによって起こると捉えています。

 

 

気が不足している、血が滞っている、水分が溜まっているなど、幾つかの

状態が重なりあって、不快な症状が引き起こされています。

 

 

体(身体)には、たくさんのツボが点在しており、手軽に押し揉みができます。

 

 

ツボ押しを、あなたとパートナーの健康管理にお役立てください。

 

 

 

 

 

 

週刊haruto