東洋医学の数千年に及ぶ「ツボ療法」は、肩こり・腰痛・美容など、

 

日常の不快な症状の改善と美容や健康増進に役立ちます。

 

 

耳には、たくさんのツボが点在しており、手軽にツボ押しが可能です。

 

 

耳のツボ、3回シリーズ

 

➀ 症状別 ② 美容(痩身) ③ 健康増進 

 

今回は、耳の部位別と ③ 健康増進 を紹介して行きます。

 

 

 

 

 

 

耳について

 

(みみ)は、動物の器官の1つで、音を適刺激とする感覚器であると同時に、重力の向きと加速度を適刺激とする感覚器でもある。

一般に、聴覚にとって重要な器官として広く認知されているが、聴覚以外にも平衡覚と回転覚を感知しているため、合わせて平衡聴覚器とも言う。

耳介(じかい、pinna)または耳殻(じかく)とは、動物の耳のうち、外に張り出て飛び出している部分のこと。外耳の一部。音を集める機能の他、動物によっては体温調節の機能などを担っている場合もある。

なお、厳密な定義では耳には耳介以外の部分も含まれているのだが、一般生活においては耳介の部分を指して「耳」と呼ぶことが多い。

先述のように、外観として目立つ耳介を俗に「耳」と呼ぶ場合も少なくないが、外耳、中耳、内耳までの全体が耳である。そして、音を感知する部分も、平衡覚を感知する部分も、回転覚を感知する部分も、全ては内耳に存在している。

 

引用元:耳介 - Wikipedia

 

 

 

耳のツボ:部位(症状別)

 

 

A.ストレス、花粉症   ⇨ ➀神門 ②風渓

 

B.鼻の症状、風邪、頭痛 ⇨ ③外鼻 ④気管 ⑤脳幹

 

C.歯・目・耳の症状   ⇨ ⑥歯 ⑦目 ⑧内耳

 

 

 

 

 

 

ツボとは、体の不調やゆがみを、正常な状態に戻す「調整点」のことです。

 

 

 

A.ストレス、花粉症

 

 

神門 ▷効果:ストレス、精神安定、自律神経の調整。

 

風渓 ▷効果:花粉症、炎症抑制。

 

 

 

 

 

 

B.鼻の症状、風邪、頭痛

 

 

外鼻 ▷効果:鼻詰まり、鼻の症状。

 

気管 ▷効果:風邪、のどの症状。 

 

脳幹 ▷効果:頭痛、頭部の症状。

 

 

 

 

 

 

C.歯・目・耳の症状

 

 

  ▷効果:歯痛、歯の症状。

 

  ▷効果:眼精疲労、目の症状。

 

内耳 ▷効果:耳鳴り、耳の症状。

 

 

 

 

 

 

ツボの押し方と注意点

 

 

写真を参考に、ツボの位置を確認して、その周辺を指で軽く押します。

最も感覚が敏感になっているところが、あなたにとってのツボになります。

 

耳のツボは、指や綿棒を使用して押しましょう。

ちょっと痛いけど・・・くらいの力加減でツボを刺激します。

 

ツボ押しは、力を入れる時に息を吐き、力を抜く時に息を吸います。

ひと押し3~5秒を目安に、5~10回繰り返します。

 

皮膚の弱い方は、押しすぎに注意しましょう。

 

症状が改善しない場合は、医療機関への早期受診が大切です。

 

 

 

 

 

 

③ 耳のツボ:健康増進
 

 

健康増進には、すでにご紹介している耳のマッサージを行うことです。

 

耳を刺激することで、血流改善と自律神経の調整、間接的な耳全体のツボ刺激、

むくみや小顔効果などが期待できます。

 

 

耳全体を ➀揉む ②曲げる ③引っ張る ④さする

 

 

 

 

 

 

耳のマッサージ

 

 

揉む

 耳の外側を親指と人差指で挟み、下から上へ揉みほぐす。

 

 

 

 

 

 

曲げる

 四指を使い、耳全体を目鼻の方向に折り曲げほぐす。

 

 

 

 

 

 

引っ張る

 親指と人差指で耳を挟み、耳たぶは下、中央部は斜め後、上部は上に引っ張る。
 

 

 

 

 

 

さする

 耳の付け根を人差指と中指で挟み、上下にさすり揉みほぐす。

 

 

 

 

 

 

東洋医学では、体を構成し循環している「気・血・水」という概念があり、

体の不調の原因は、「気・血・水」の乱れによって起こると捉えています。

 

 

気が不足している、血が滞っている、水分が溜まっているなど、幾つかの

状態が重なりあって、不快な症状が引き起こされています。

 

 

耳には、たくさんのツボが点在しており、手軽に押し揉みができます。

 

 

耳のツボ押しと耳のマッサージで、

あなたの身体(体と心)の健康増進にお役立てください。

 

 

 

 

 

 

週刊haruto