今年、とても好きだった高校の先生が今年亡くなられた。
保険体育の先生だった。時代劇に出てくるようなハンサムな顔立ちをしていて、
ほんとに時代劇に出たこともあるらしい。サッカーの国際審判としても有名な先生だった
ソフトボールをやる時、「気分が乗るように」と甲子園で流れる吹奏楽のテーマを
ひたすら流し続けたり
サッカーを教えてくれる時は本当にうまかった
「定年したら妻と日本一周するからワゴン車買ったんだ~」なんて言ってたのに
成績が悪くてどの先生も私のことなんて
ゴミみたいな扱い(これは本当w)をしていたが、その先生だけは違った。
「まぁは磨けば光る宝石の原石なのに、もったいない」っていつも声をかけてくれて
そのときは話半分に流していたけれどあとからよくよく考えてみたら
わたしのことをそんな風に言ってくれる人はその先生が初めてだったんだ
運動に関しては体力テストでSを取るほどできた私だったけど、ひとつだけ苦手なものがあった
そう、水泳である。
クロールは25m泳ぐのに1分強かかる。平泳ぎは壊滅的。
わたしは泳ぐのはもちろんもはや水に顔をつけるのも嫌で
毎時間毎時間メダカコースと呼ばれるコースにいてビート板を何枚重ねて浮かんでいられるか
に励んでいた。
そんなある日、みかねた先生が「ちょっと平泳ぎしてみろ!」ってみんなの前で泳がされた
「これがヘタクソの見本だ!」って先生ははっきり。もちろん大爆笑だった
とても恥ずかしかったし、ますます泳ぐことが嫌いになった
先生はそのあと「やればできるんだから!」ってメダカコースでいっぱい指導してくれたのに
泳ぐことへの嫌悪感と「やればできる」とかいう適当な先生の言葉が嫌で
水泳の授業をひたすらサボり、夏が終わった。
あの時もうちょっとがんばってれば、今わたしは平泳ぎができるようになっていたのかもなぁ
なんて思いながら高校を卒業して早4年。
先生が亡くなられたと知り、私は追悼の意味を込めて平泳ぎの練習を
毎日毎日この1ヶ月、がんばった。
最初は平泳ぎとは言えないものだったけどとりあえず毎日
そして今日やっと、平泳ぎを会得した、25mのみならず50mを泳ぎきった
先生、お元気ですか?私平泳ぎできるようになりましたよ、すごいでしょ。
航空券だけとって、ホステルに泊まり


