科学に意味を求める。
科学が答えてくれるわけでもなく。
専門家が多数いる複雑化した社会
では、個々の専門家が答えをもって
いるかといえば、持っていない。
専門家は、その専門家なのであって、
全体を俯瞰するようなことはできない。
世界というものを発明して、
世界を感じ、世界を語り、
世界が身近になった。
でも、世界なんてものはなく、
全体、宇宙、世界、現実を知るような
ことは、できない。
神に行わせた。けど、それは
一つの意味であって、本質ではない
なんてことになってしまう。
全ては、科学的、論理的なのだと。
意味が、どんどん無意味になってゆく。
そう、生きる意味でさえも。
これから先、意味不足になる。
科学でさえも、
たった一つの意味に過ぎないから。