まず最初にアトピー・ステ歴から紹介します。




ある時、私の赤ちゃん手帳を見たら、生後3ヶ月で「乳児湿疹により病院に行く」と書いてあったので、生まれた時から、すでにアトピーの気があったようです。




私自身がアトピーを意識し始めたのは、小学校に入ってから。なにしろ痒いし、乾燥肌で掻くとすぐ血が出るし汗私の時代はまだアトピーが珍しくて、学年でも数人くらいしかいませんでした。




後から調べたら、私が小学校・中学校に通っていた皮膚科医は非ステ医で、まだステロイドを使っていなかったようです。このころは身体に痒みはあったものの、顔に出ていなかったので、それほど辛くはありませんでした。




 アトピーが爆発したのは高校一年の秋ごろ。思春期に悪化するって本当ですねほろり顔がリンパ液でぐちゃぐちゃになり、学校に行けなくなりました。
そこで、家に近くにあったとある大学病院に一週間入院することになりました。




 ここで初めてステロイドに出会います。長~いステロイドとのお付き合いの始まりです。





 入院中、顔に薬を塗って、目と鼻と口だけ残して、包帯でぐるぐる巻きにされ、ミイラ状態に(その恰好で院内の本屋に行ったら、みんな振り返ってたなぁ苦笑)3日間くらいして包帯を取ったら、顔がずいぶんと良くなっていてさすが大学病院だな)って思いました。


 2年間くらいはそのまま通院して、薬を塗り続けていたと思います。新薬の実験台にもされていました。どろどろの顔で行って、薬もらってトイレに駆け込み、急いで薬を塗ると、あっという間にピカーッと顔が落ち着くんですよね。今思うと恐ろしい。キャップが紫だったような。それって相当強いヤツですよね。それを顔に処方するなんてむっ本当に実験台だったんだな。


ステ歴その②につづく