『やからー、夢莉ちゃんが私の新しい恋人になってや』



「な、何言ってるんですか?」



『彩ちゃんと別れてからいろんな人と付き合ってみたんやけど、いまいちピンと来おへんねん』



「だからって…なんで私が……」



『分からへん子やなぁ…』



ジリジリとだんだん距離を詰められる



トンッ…



背中が壁にぶつかる音がした。

逃げられない…



『夢莉ちゃんが私の相手してくれへんなら、彩ちゃんに相手してもらうしかないやんなぁ…』



「……っ、分かりました。私が相手するんでお願いだから彩ちゃんに近づかないでください」



『交渉成立やなっ』



これから私の地獄の日々が始まることになるなんて、まだそこまで考えてなかった…