(今回、文章のみになります。あしからず)
みなさん、こんばんは。ご機嫌いかがでしょうか?
もう10月ですか。すっかり秋めいてきた今日この頃ですが、たあさんはいまだ釣りにも行けず、山にも行けず、もちろん仕事にも行けずの日々であります。
8月に急性膵炎を発症し、医療センターに入院しておりましたが、そちらの方は症状も落ち着き9月6日に退院することができました。
思えば入院期間は16日にも及び、絶食と点滴のみの日々。辛すぎる入院生活を支えてくれたのは愛すべき家族、職場の仲間、釣り仲間等々。ありがたいことです。感謝。
急性膵炎ですからね、退院後の食生活も一変します。アルコールは控えて、暴飲暴食は厳禁(もちろん、普段からそんなに飲んてないし)。
まあ年内はアルコール類は口にすことはありませんがね。
それはそれでいいんですが、たあさん入院中に新たな試練に直面。9月1日の早朝から、右眼が突然見えなくなりました。
右眼だけで見ると、まるで目の前にすりガラスがあって、光とボンヤリと色が識別できる程度にしか見えないんですね。
何を見ても、どこを見てもそういう状態なんで、めっちゃ不安になって看護師さんに報告。
当初看護師さんは脳血管障害を疑っていて、「ここはどこですか?」「今日は何日ですか?」
身体のあちこちをさわって「今、どこをさわってますか?」
おいおい、全部わかるわい。
結局、眼の疾患だろうと言うことで、消化器内科の主治医の診察の後に眼科に紹介され、その日の午後には眼科で「眼底出血」と診断されました。
「眼底出血」の原因で一番多いのは、やはり高血圧症と糖尿病だそうですね。しかし、たあさんはいずれでもないので、考えられるのは「加齢による」ものらしいです。加齢により水晶体が萎縮し、それが動いたことにより眼底の血管が引っばられて血管か切れて出血したとのことでした。出血しているので眼底の網膜の状態はわからなかったのですが、これが後々影響してくることになります。
右眼が見えないので遠近感(立体感)がわからず、平衡感覚も怪しくなって、初めの数日は病棟内の移動は廊下の手すりを頼りに歩いてましたね。
医療センターの退院は6日でしたが、その時はまだ右眼の状態に変化はなく、迎えに来てくれて娘の車に乗っても「さすがに片目運転は無理やわ」と思いましたね。この時点で職場への病休申請は3週間。眼科の先生によると眼底出血か無くなり、ちゃんと見えるまでは数ヶ月かかるとかで、年末までかかるのかなあと激しく落胆。
自宅療養中は朝の散歩と家事手伝いで体力回復をはかり、視力回復を待っておりました。その間一度医療センターの消化器内科と眼科を受診したんですが、状態は安定しており、そのまま経過観察となりましたね。
が、その後事態は急変。
18日の朝に、少しずつながらすりガラス状態が改善していた右眼の下方から黒い幕の様な物が見え始めたんですね。それは右眼の視野全体の1/5程でした。
「ん、何やろ?」とは思ったものの、そのまま様子見。翌日は視野全体の1/3程度に。たあさん、なんだか不安。
そして連休明けの20日には視野の1/2が黒っぽい膜で覆われてしまいました。本来なら22日が医療センター眼科受診日でしたが、急きょ20日受診に変更してもらい、家内の運転で医療センター眼科を受診。
その結果、診断は「網膜剥離」❢
その時点では、右眼の視野狭窄は3/4 〜4/5程にまで進行。めっちゃ不安。「網膜剥離」はそのまま放置すると失明に至る怖い病気です。
自分の場合、眼底出血が誘因となり、網膜の一部に裂溝が出来てしまい、そこから網膜剥離がおこったことが原因のようです。
普通「網膜剥離」のイメージはボクシング選手だとか、喧嘩で殴られてだとかなんですが、激しい運動とは縁のない?たあさんでも発症するもんなんですね。
「網膜剥離」は医療センターでは手術できないので、高知市内の町田病院を紹介されて午後受診することになりましたわい。
ちなみに、高知県内で「網膜剥離」の手術ができるのは、町田病院と高知大学医学部附属病院だけだそうですよ。
たあさん、不安にかられながらも、町田病院を奥方と午後2時に受診。診察と検査の結果、本日午後4時から緊急手術決定❢
外来受診からいきなり、病室にあがることもなく手術室へ直行。
おいおい、今度は目の手術かい。自分も一応医療従事者なんで、目の手術は局所麻酔と言うことは知ってましたし、町田病院の先生からも術式の説明はあったので、仕方ない。覚悟を決めましたわい❢
町田病院での主治医はまだ若い先生で、院長がフォローで一緒に手術されていました。
局所麻酔なんで、先生からの経過説明、先生同士の会話、息づかいがダイレクトに伝わってきますね。
15分毎に自動的に血圧測定するんて、じっと数えていたら手術は2時間15分余りで終了。
その間、時々先生が「バキューム」とか言うんで、出血もしてたんだろうなあ。
院長が「疲れたら代わるよ」と執刀を代わっていたので、2時間以上の眼底の手術は疲れるんだろうなあとか。
最後は眼底にガスを入れて剥がれた網膜を固定して終了。眼帯をして車椅子に乗って、初めての病室に移動。
先生からも看護師さんからも24時間は上を向かないように念を押されました。眼底のガスが抜けないようにするためですね。立っても座っても、顔は真下向き。夜寝る時は腹臥位(腹ばい)で、顔はもちろん真下向き。特殊なクッションを用いて真下向いて寝たんですが、つ、つらいわ。再々、目が覚めるし。翌日は肩から首から筋肉痛やん。手術翌日の診察で真下向きは解除、横向きはOKとなりました。ばんざ〜〜〜〜い❢
しかながら、その後も上向きはいまだに厳禁です。眼底にはまだガスが入っていらからですね。そのガスは徐々に時間をかけて消失していくそうですが。
お陰様で視野狭窄はなくなりましたが、眼底にガスが入っているため、正面を向くと視野の下部に、真下向くと中央に円形の薄い膜の様な物が見えています。
町田病院での入院生活は9日で終了。初日に緊急の手術の後は朝の診察後は病室でゴロゴロ。右眼が不自由なんで、本読んだりスマホはせず、よくラジオを聴いておりました。で、一番笑ったのが「まっちゃん片さんの釣り情報」。まっちゃん(岡林釣具上町店の店長)のボケが最高やん❢
それと、退院前に手術してない左眼のレーザー治療もやってもらいました。網膜剥離の予防的処置なんですが、これで完全に予防できるという訳ではないようです。
左眼の瞳孔を散大させて、20分近くも眩し過ぎる❢レーザー光線を網膜に照射。ご、拷問ですやん。スパイ映画とか刑事もので無理やりライトを当て続けるあれですよ。
そして、8月から9月にかけての急な病気と自宅療養は一月半にも及びました。
自分の人生の中でこんなに病気と向き合ったのは初めてで、考えることはあまりにも多かったですね。大変貴重ないい勉強になりました。
これをきっかけに、たあさんも自分の健康、今後の生き方についても考えなくてはと思うようになりました。
釣りの方も再開時期は未定ですが、もう泊まり込み(車中泊)遠征は諦めてます。年齢的にも遠征先での急な発病リスクは避けないと、同行者や他の方々に迷惑をかけることになりますからね。
今後は自宅から日帰りで釣行ができる範囲内での釣りになります、かね?
仕方ないです。
それと、
ブログも当面、無期限休止とさせていただきます。再開があるのかないのか、それはまったくわかりません。まったくの未定です。
勝手ながら、本当にありがとうございました❢
みなさんに感謝❢
以上、おしまい。