鎌倉時代初期に阿野時元という人物がいます。


鎌倉幕府4代将軍になる可能性が高かった人物です。

時元の父親の阿野全成は頼朝の異母弟

(義経とは同母弟)で、母親は北条政子です。


時元は鎌倉幕府創立者『源頼朝の甥』という立場でした。『承久記』の中で、「手次ぎよき源氏」と形容されています🍀。

北条氏が執権として権勢をふるう中、源氏一門の中で、時元は、『源氏の貴種』でしたが、「謀反を企んでいる。」と難癖を付けられました。
 
時元は弁明叶わず致し方なく、挙兵します。

幕府から討伐軍を送られ、駿河国(現在の静岡県沼津市井手)で滅ぼされました。

陰謀を企てた黒幕は、『時元の存在を煙たがった存在』です。

それは身内です。

 
なんと、黒幕の正体は時元の叔母に当たる尼将軍の北条政子でした。

政子は、親王将軍擁立を図っていたためと考えられてます。

北条氏は源氏一門や有力後家人に難癖をつけては滅ぼしていきます。
梶原、三浦、和田、比企氏なども幕府創立に貢献した人々を次々に滅亡させます。

阿野時元は、『貴種であったがために幕府に目をつけられた』と言えるでしょう。
 
【この記事は2021年3月25日、2022年8月9日にアクセスがあり、リブログしています。】