わたしは学生時代、教職課程を取っていました。レポートを書くために、読んだ本です。何年かぶふりに改めて読んでいます。
学生時代、進学塾で国語の講師をしていましたので授業でも活かそうと思っていました。当時のわたしは、なにか思うことがあったのでしょう。ところどころに、赤線を入れて読んでいます。きっと感銘を受けたのでしょう。自分で言うのもなんですが、良いところに線が引けています(笑)。生徒に指導している、『マーキング』は、ばっちりですニコニコ

いくつか紹介したい言葉があります。
『教育というのは、「人それぞれ」では意味がない。一定の方向で、「子どもにこれを教える」という指針がないといけない』とあります。
この本を読んだ当時、『ゆとり教育』、『個性を大切にする』ということが、言われていた時代でした。著者の警鐘です。

勉強には指針は必要です。わたしは、国語を指導していて思います。「日本人だから国語はできるはず」と言って、チェックをつけずに、文章をそのまま読んでしまう人がいます。主観で読んでしまうと、読解はできません。
わたしが指導しているのが、客観的に文章を読むやりかたです。指針を明確にしてから、生徒各自の工夫が生まれます。著者が指摘されているように、個性に任せる=ほったらかしはいけないと思います。

著者は、『表現の一番の目的は、相手に理解させるということ。』
『映像としていかに相手の頭の中に写していけるかということ。』

と書いてらっしゃいます。

「苦しいと思ってるときは、苦しさが等身大以上なんだよ。自分が画割れば、あっという間に苦しみが自分の手のひらに乗るくらいの大きさになってしまうんだ。」