昨日、なぜが、ふと感慨にふけりました。

「この仕事は人に影響を与える仕事なんだ」と。

国語講師としては、尊敬するお二人の先生から、強く影響を受けました。
大学受験でお世話になった、O先生には現代文の解き方を学びました。

学生講師の頃にお世話になった進学塾のM先生。国語に限らず、知識の引き出しが多く京都、奈良地区で『御三家』と呼ばれる名門中学に生徒を合格させる指導法は、まさに『マジック』。

わたしが学生講師の頃は生徒と年も近く、わたしも『若い= 青い』ので、生徒と仲良くなって盛り上がるような授業をしていました。

最近は知識や経験を体系化して、授業に反映するようにしています。
お世話になった先生方がなされていたことを吸収して、わたしなりにアレンジしています。

生徒が前より出来るようになったときに、おもいっきりほめる、『キドリング』、板書を工夫し、視覚的に訴える『イメージング』、重要ワードに線を引く、『マーキング』などです。

いずれも、普段の授業の中で確立されてきたものです。
近年はわたしの教え子たちが、次々に講師デビューも果たしてくれました。

なんらかの形で、わたしも誰かに影響を及ぼしているようです。
いま、個別指導で担当している高校3年生も、将来は学校の先生志望です。

わたし自身も、授業のやり方をもっともっと進化させ、発展させたいと思います。