春休みもなんとか終わり、新生活が始まりました🌸
我が家は子供が進級しただけでなく、夫が昇進しました。
それ自体はおめでたいことなんですよ
でもね、朝早くから出勤して、夜も遅くまで残業
そんな生活に逆戻りしてしまったのです。
転勤でこの地に引っ越してきた当初、夫は仕事に対する情熱を持っていました
毎日早朝出勤、日付が変わる頃に帰宅。(残業手当など皆無)
けれど、古くから続く風習に意を唱える者は少なく、思い通りの仕事ができないことにストレスを感じるようになっていったのです。
家庭のことは二の次。
そんな毎日を続けるうちに平日は家庭内別居状態になりました。
「休日に子供のことや家事を手伝ってくれるのはありがたいけれど、もう少し働き方を考えることはできない」
そんな私の願いに夫は【NO】と答えたのです。
私の中で何かが切れました
もう自分に課せられた仕事(家事と子育て)だけこなせばいいや。
夫に何かを期待するのはやめよう
夫に何かやってあげるのもやめよう。
こうして開き直った私は家外活動の道に足を踏み出したのです
夫が勤務時間外に残業するということは、私の家庭での仕事も延長するということです。
何もない時ならいいけれど、新年度でバタバタしたり、体調が悪かったり、そういう時も頼ることはできずにずっと1人。
私の都合は関係なく、ずっと夫の仕事に合わせて生活を送ってきました。
専業主婦だったので、それが当たり前だと言われたらごもっともです。
パートをしたいとも思いましたが、今まで以上に自分が大変になるのではと勇気が出ませんでした
ところが数年前から夫が早く帰宅するようになりました。
【自分1人が戦って、もがいていても何も変わらない。
もう情熱は枯れた。
これからは自分の仕事だけやるようにする。】
そんな風に考えを変えたそうです。
今まで不在がちだったせいか、家に居ても心地悪そうにしていた夫。
子供も成長し、「お父さん、お父さん」と声をかけられることも減りました。
もしかしたら夫なりに危機感を持ったのかもしれませんね。
それ以降、帰宅が早くなり子供や私と接する時間も会話も増えました
徐々に湧いてくる夫への罪悪感
家に居なくて私への負担が大きかったのは事実ですが、理由はあくまでも仕事。
私はそんな働き方を望んだ覚えはないけれど、夫の中では「家族のため」という意識もあったのだと思います。
Y君とお付き合いしていた頃は、夜のバイトを口実に家を空けていました。
本当のバイトの時と同様に、玄関で子供と一緒に【気をつけてね】とお見送りをしてくれるのです。
これには心が痛みました
「夫が自分のやり方を優先するならば、私も自分のやりたいことを我慢しない」
そう開き直れていた時には感じなかった罪悪感です…。
Y君に振られ、私の家外活動は一旦休止しました。
(出会いは求めて活動していたけれどね)
そしてこの話を友人にしたところ
「えっ
私全く罪悪感なんてないけど」
なんて驚かれてしまいました
マジか…
再び仕事仕事の毎日に戻ってしまった夫。
やっぱり顔を合わせる時間は減り、日常の他愛もない出来事を話したりすることもなくなりました。
地味ーに活動を続けている私。
また心ときめく誰かと出会った時、私は夫に対して何を思うのだろう…。