コウさんが2軒目に選んだお店は、なんとKさんとの顔合わせで行ったバルでした
(いやーん、約1ヶ月の間に2回も来ちゃったよ)
しかも座ったのは同じ席
いやー、気まずい、気まずい
少々酔っ払っている私たちはメニューを眺めながら飲み物を選びました🍷
「あ、スパークリングワインあるんだ🍾
でもグラスはないのね」
私がそう呟くと
【ボトルで頼めばいいじゃん】
とコウさん。
「いや、私あと1時間くらいで終電なくなっちゃうから、1杯だけ飲んで帰ろうよ」
それでもコウさんは譲らず、2人ならボトルでもあっという間だからと注文してしまったのです
んー、押しが強い
スパークリングワインで乾杯し、いよいよアプリらしい会話になってきました
実年齢を伝えた時には驚いていて
【待ち合わせ場所で初めて見た時には年下だと思ったくらいなのに
本当に年上なの
今までずっとタメ口だったじゃん、俺】
と笑っていました。
【肌キレイだよね】
と褒めてくれるのは嬉しいけれど、顔をペタペタ触るのはやめて欲しかった…
どういう人がタイプかという話題になった時には、
【お酒が一緒に飲めて楽しめる人🍻
どんなに綺麗な人でもお酒飲めないのは無理かなー。
あとは会話ができる人。
相槌だけで自分の意見がない人とは会話にならないでしょ。
意見が合っても合わなくても会話になる人がいいかな】
そうか、会話ができる人
それは確かにそうよね。
私も会話ができる人でないと無理かも。
なんだか、コウさんとは話が合うし、一緒に居て楽しい
(お酒の力があってのことだったかもね)
ここまでは良かったよ
いや、ちらほら怪しい感じはあったんだけどね
コウさん、物理的にも押しが強いの
笑った時に私の顔を覗き込んでくるような動きがあって、瞬間的に顔がすごく近づく。
酔っているとはいえ、これには少々困ってしまいました
だって側から見たらすごく親密に見えると思うの
それを避けようと私の体はカウンターの小さな椅子から半ケツはみ出しているような状態で、ちょっとでも押されようものなら倒れてしまうほど
体勢キツかったー
そしてボディタッチが激しめ
ツッコミの時に私の背中をバシバシ叩くのよ
いやらしさは感じなかったけれど、これが何度もあったから普通に痛かった
私が
「春前が1番肥えてるのよ🐽
暖かくなり始めると薄着になるから「ヤバい」って焦って筋トレとか始めるのw」
というと
【えー、全然細いじゃーん】
と言いながらスカートの中に手を入れてきたのには衝撃を受けました
ズボッと入れるのではなくて、ウエスト周りのスカートと体の隙間がどれくらい空いているのかを確かめる感じ(伝わるかしら
)
今まで何人も顔合わせはしてきたけれど、ほとんどは昼間でお互いシラフ。
こんな風に近くに座ることもなかったし、体に触れてくる男性は居ませんでした。
やっぱり私は初対面で断りもなく体に触れてくる男性は苦手です。
そして当然の如く1時間でボトルが空くことはなく、時計を見た時にはもう終電10分前
【俺がタクシー代出すから】
なんて言ってくれたけれど、1軒目はご馳走になっているし、ギャラ飲みじゃないんだから頂くのも申し訳ない
腹を括って残りのお酒をいただくことにしました
やっとボトルが空きお水を飲んでいると
【次何飲む?】
と聞いてきたのです。
終電はもうないからタクシーで帰ることにはしたけれど、あまり遅くなるのも夫に怪しまれてしまうので帰ると伝えました。
それでもコウさんはしつこく【もう1軒】と食い下がってきます。
この辺りで楽しかった気分が萎んできました
2軒目もご馳走していただき笑顔でバイバイしたけれど、今後どうなるかはわかりません。
最後の押し問答が余計だったよな
飲み友達には条件が良いけれど、毎回タクシーで帰るのはしんどい
グイグイ来るのがなかったら好印象だったのにな…。
翌日、お尻になんだか違和感
できものができた時のように、座るとズキズキ痛むのは気のせいではなさそう
お風呂に入った時に確認してみたけれど、できものではありませんでした。
そうかずっと右側が半ケツだったからだ🍑
この痛みは数日続きました…w