思いもよらぬ練習場休業に魂が抜けそうになる私魂が抜ける


【お茶する?】


と投げかけられた問いに答えられる選択肢は数少なく


「前行ったことがあるスタバかいつものファミレスにする?」


と返信するのが精一杯ダッシュ

結局いつものファミレスに行くことに決まりました。







お互い車なので現地集合🚗

さっきの暗示は上手くいかなかったガーン

さて、私はどんな顔をして、どんなテンションでいたらいいのだろう…ショボーン

いつもみたいな笑顔は作れないタラー



ファミレスの駐車場に着きY君にLINEすると


【ずっと後ろ走ってたよ】


と返信がピリピリ


びっくり!?


Y君は私より前に練習場の駐車場に着いていて、遠くから私のことを見ていたのだとか驚き

全然気付かなかった…、というか、周りを見る余裕がなかったタラー

私ヤバい顔してなかったかしらガーン







車を降りるとY君が近付いてきました。


【今日はごめんね💧

実は色々起こってさダッシュ


こういう言い方をするのは多分奥様絡みのことなんだろうな…と察し


「そうなんだ…」


と呟き店内へ。








ファミレスは家族連れや若者たちで賑わっていました。

私たちはいつも練習終わりの深夜に来るもんだから、お客さんもまばら。

春休みに入ったばかりだったし、少し遅めの夕食の時間ってことねカレー


隣にも後ろにもお客さんが居るので、あまり変な話も暗い話もできないな…と思いましたちょっと不満






私の口数が少なかったせいか、Y君が最近起こった奥様とのアレコレを話し始めました。

お子さんのことで意見が対立し、そこから色々あったみたいダッシュ

家外活動に影響があるような制限ができてしまったことで、今までのように自由に動けなくなってしまったとのこと真顔

あと2〜3ヶ月もすれば落ち着くとY君は言っていたけれど、どうなんでしょうもやもや





温かい飲み物を飲みながら話を聞いていたら、体も徐々に温まってきましたキラキラ

ここで私が上着を脱ぐと


【え?

その洋服でゴルフの練習するのびっくり??


とY君が言いました。


(着ていたのはコレ指差し)



「今日はバイトって言って家を出てきたからね。

着替えのパンツと靴下を車に乗せておいたから着替えたのよ。」



【練習って出てきた訳じゃないんだ?】



「練習だと行くか行かないか私の匙加減でしょ?

でもバイトだと行かなきゃいけないものだから、夫もダメって言えないじゃない。

夜の外出をスムーズに認めさせるためなの。

それに時間も長く作れるから…。」



ここまで話してようやく私のテンションが低かった理由を察した様子でした。



「適当に時間潰すからいいよ」



心からそう思っていました。

その代わり、もう夜約束するのはしばらくやめようとも思っていました。