私の好きな韓国ドラマ「トッケビ」の中にこんなセリフがあります。
愛する男性に向けた心情を綴ったメッセージ。
「会うのは短く、待つのは長い男。
来世では待つ時間より、会ってる時間が長くて…
口実がなくても会える仲になれますよう。
偶然会えば駆け寄って挨拶を交わし、
全問正解の恋をする。
そんな風に出会いたい。」
このドラマは大ヒットしたので、ご覧になった方も多いはず。
このシーン…、結ばれない2人が可哀想で切なくて…
だからこそ、このセリフは心にグッときました。
彼女の願いは普通のカップルだったら普通にできることなのに、この2人は叶えることができないのです
はい、では現実に戻って参りまして
私を含め、恋愛に悩まれている方の中には
「そんな男やめとけばいいのに…」
「こっちの彼の方があなたを大切にしてくれるのに…」
と言われてしまうことがあると思います。
そういう私自身もHさんに対してそう思っています
そりゃそうよね
誰だって自分とピッタリ合うようなパーフェクトな男性と恋愛がしたいに決まってる。
私はずっとそう思っていました。
でもね、
全問正解の恋って楽しいのかな
心理カウンセラーで作家のひすいこたろうさんの名言の中に
人は長所で尊敬され、短所で愛される
という言葉があります。
いやー、深い
ご紹介したドラマの女性も、お相手の男性のトンチンカン具合に呆れつつも惹かれて止まない訳です
私にとって絶対に許せない一線というのは存在していて、暴力とかお金にルーズとかは一瞬で冷める自信があります
でも許したくないけど嫌いになれないところ。
そういうのも全部込みで『愛すべきダメ男』として向き合っていったほうがいっそ楽になれるのかなと思いました。
自分がすり減るような恋愛はしたくない。
泣いて暮らすなんてまっぴらごめん。
でも自分の気持ちに蓋をして平穏を生きるのはもうやめたい。
私はきっと全問正解の恋なんてできない。
不正解ばかりの恋が私とHさんなのだと思う。