突然キスをされ、固まる私…真顔

ゆっくり私から離れてソファに座るHさん。




何が起きたんだ…真顔はてなマーク




思考が停止して、アホ面をしている私に


【怒らないの?】


と余裕なHさん。






はっ驚き雷雷

我にかえり


「怒りますよアセアセ


と言うのが精一杯。




【ずっと連絡しなかったこと?】


「えはてなマーク んアセアセ あっ電球 そうだ!


【純粋に仕事が忙しかったんだよ。

友達からの連絡も全部ストップさせちゃって、仕事関係と最低限家族としか連絡してなかった。】


【たまに本当に仕事が重なっちゃう時にはこんな風になることある。】




そうだったんだ…。

よくよく考えたら私は彼女でもない、何度かデートしているだけの存在。

わざわざ


【これからしばらく忙しいから連絡取りにくくなるかもタラー


なんてお断りを入れる必要なんてないんですよねショボーン

(いや、して欲しいけれども…。)





Hさんから連絡がないから、私もしないほうがいいのかも…なんて察する必要はないのかもしれない。

連絡がないなら私から構って欲しいとアクションを起こせばいいのか…🤔

ふむふむ、なるほどね

そんな風に思いました。




私の思考がそんな整理を始めた頃


【もう1回キスしてもいい?】


とHさんは言って、ゆっくり私に近づいてきました。






今度は不意打ちじゃない。

嫌だったら拒否することもできる。

どうしよう?

私はどうしたいのだろう?





答えが出せずHさんに目をやると、見たことがある表情をしていました。



あー…これだ…



再会してから見せていたよそいきの顔じゃなくて、私を攻める時のSの眼。

そうだった。

約2年前、Hさんはこんな表情で私を籠絡させてきたのだと思い出した。